【Ubuntu 12.10 Daily】Ubuntu 12.10 (Quantal Quetzal) Daily Build 公開 [ubuntu]
Ubuntu 12.10 (Quantal Quetzal)のDaily Build版が公開されました。
http://cdimage.ubuntu.com/daily-live/current/
ISO形式は700Mを越えています。
とりあえずVirtualbox 4.1.14に入れてみましたが、すんなりインストールできました。
カーネルが3.4になっていました。それとgccが4.7です。
それとGnome-Shellを入れてみました。
sudo apt-get install gnome-shell
Gnome-Shellもインストール出来ました。
まだ、インストールを行っただけですので、どの程度動くかよく分りません。
いずれにしても、開発版の初期ですので入れたら何が起こるか分りませんので、HDDに入れる場合は覚悟して入れて下さい。
←HDD(2T)
Seagateは使った事がありません。
どうなんだろう??
左のは場合のよってはファームのアップデートが
必要があるようです。
【Ubuntu】バグ報告(crash report)ソフトの有効/無効の設定方法 [ubuntu]
Ubuntuを使っていると(Ubuntuに限りませんが)、たまにアプリが落ちる(クラッシュ)することがあります。
その時に起動するのがapportというソフトでLaunchpadに報告するための情報(落ちた原因を特定するのに役立ちそうな情報)を集めます。
起動すると下図のようなウィンドウが出ます。(下図はUbuntu 12.04ですが、Ubuntu 12.04からインターフェースが変わりました。)
このapportはリリース後に入れた場合は、インストールはされていますがデフォルトでは起動しないようになっていると思います。(この記憶は定かではありませんが・・・) 逆にAlphaやBeta版から入れた人は、デフォルトで起動するようになっているはずです。
Launchpadにバグ報告しない場合は、上図の「エラーレポートを送信してこの問題の解決に協力する」のチェックを外して、「続行」を押せばウィンドウが終了します。
ただ、Launchpadにバグ報告するしないにかかわらず、落ちた原因を集めてくれるので結構便利だったりします。
上図スクリーンショットの「詳細を表示」を押すと下図のようウィンドウが変わります。(表示まで少し待たされる場合があります。)
どのプログラムが落ちたかやそのプログラムはどのパッケージに入ってるかなどがわかります。
しかし、人によっては「必要ない」という方もいると思います。そこで、このapportを起動するかしないかを設定するには下記のようにします。
< 設定方法 >
cd /etc/default
sudo vi apport #エディターはお好きなのを・・
ここで最終行に enabled という記述があるはずです。そこで、下記のように書き直します。
有効にする場合:
enabled=1
無効にする場合:
enabled=0
これでセーブして再起動すればOKです。
< 有効にした場合の確認方法 >
端末から、下記を入力してください。
sh -c 'kill -SEGV $$'
すると落ちて初めのスクリーンショットが出るはずです。(Launchpadには報告しないでください。)
< バグ報告のチェックを入れたまま「続行」を押すと >
実際にアプリケーションが落ちてapportが動作してウィンドウが開いた際に、そのまま「続行」を押すとどうなるかというと、
既に同じ問題がバグ報告されている場合:
Launchpad の報告されたバグのページが開きます。
この時には1つ上のスクリーンショットの記述の中にduplicateとしてバグ報告ページのURLが記述があるはずです。
まだバグが報告されていない場合:
Launchpadのバグ報告のエントリーページに飛びます。
詳しくは、https://wiki.ubuntulinux.jp/BugReport の真ん中あたりの「詳細な説明を入力する」のようになります。
いずれにしても、Launchpadのサイトに飛んだらそれ以降は全部英語です。(基本的に英語以外で記述することは許可されていません。例外はありますが・・・)
< もっと詳しい情報 >
英語ですが、この記事の元ネタでもある下記です。
https://wiki.ubuntu.com/Apport
それか、下記にも書いてあります。
https://wiki.ubuntu.com/Testing/EnableProposed
< 余談 : バグ報告する時にバグが上流だった場合 >
例えばUbuntuを使っていてGTK+3にバグを見つけた場合に、もしそれがGTK+3を開発しているGnomeの問題だった場合には、Gnomeの方にもバグリポート出すことになります。それは下記に記述してあります。
https://wiki.ubuntu.com/Bugs/Upstream
上流開発への報告は、親切な方がやってくれる場合もありますし、バグ報告した方がやる場合もあります。
--- 2012/5/10 追記 ---
< 最後に : バグ報告するにあたって >
tista様からご指摘があったように、バグ報告は文句を言う場所ではありません。主観的な事は記述しないようにして、客観的に見て挙動がおかしいとか仕様と違うということを報告するようにして下さい。
参考になるサイトは下記です。
https://wiki.ubuntulinux.jp/BugReport
https://help.ubuntu.com/community/ReportingBugs
もし、バグを始めて報告するなら上記のURLは一度は目を通して下さい。
私が開発に携わった経験(Linuxではないです・・)から言うと、バグ報告で特に重要だと思う事は「発生したバグと同じ状況を開発者にも再現させてあげる事」です。
ですので、詳細を記述する欄に再現手順を出来る限り記述して下さい。 同時に、必ずバグが発生しないのであれば、再現確率を記述して下さい。
その他に記述する上で良いと思う事は、
タイトルを分りやすくする --- タイトルの中にアプリ名とかパッケージ名をいれるとよいと思います。上記URLにもあるように、タイトルを見ただけでなるべくバグの内容が分るようにして下さい。
バグの発生とバージョンの関係を書く --- もし、あるパッケージでバグが出たとして、そのパッケージの1つ前のバージョンでは発生していなかったなどの場合は、「xxxのバージョンだと発生しなかったけど、yyyのバージョンになったらバグが出始めた」と言った事を記述してあげると開発者は差分に着目できるのでバグの原因特定が楽だと思います。
スクリーンショットをアップする --- 画面で見て分る場合は、スクリーンショットをアップロードすると開発者が分りやすいと思います。
ソースコード上で修正方法が分ったなら報告する --- バグを回避するソースコードが記述できるのなら、修正したソースコードとオリジナルのdiffを取ってアップしてあげると役に立つと思います。その通り修正されるかは別問題ですが、少なくとも回避策が分ったらバグの特定は容易です。
直った時にテストしてあげる --- 場合によってバグが直った時に「テストしてください」とコメントに入っている場合があります。(大抵、Proposedリポジトリにアップされます) その時は、その修正されたパッケージをインストールして、バグが修正されていたらコメントに入れてあげるとよいと思います。
逆にやってはいけない事は、
同じバグを報告する --- 自動的に収集してLaunchpadに報告状態になったからと言って、バグ報告が無いとは限りません。必ず、同じバグ報告が無いかLaunchpadを検索して下さい。(ただ、バグ報告がかなり膨大な量なので、検索しても同じバグがあった事が分らない場合もあります。その場合は、しょうがないと思います)
文句を言う --- 「この機能は気に食わない」とか「xxは使いづらい」といった事は意味がありません。また、これらの発言に反応する事も意味がありません。 もし、「xxは使いづらい」と思ったのなら、建設的な代替案を添えて報告して下さい。
「私も」とか「いいね~」とか感想とか ---「私も!」(Me too!)とか「いいね~」(good!)とかだけをバグ報告やコメントに入れるのは意味がありません。開発者には何の役にも立たないからです。ただ、既に報告されているのと同じバグに遭遇した場合に、報告者や既にコメントに記述している人のバージョンや環境とは違う状態でも発生した場合は、「私も同じ事が発生しました。環境はこれこれです。」と言う事を記述する事は意味がある場合があります。(特にハードウェア構成が関係する場合)その時は、必ずバグに関係するバージョンやハードウェア構成を記述して下さい。
要するにです。自分自身が開発者になったつもりで、少しでもバグを修正するのに役に立つと思う事はなるべく詳しく具体的に記述したり関連データをアップして、逆にバグを修正するのに役に立たないこと(既に報告済みも含む)は記述しない様にすればよいわけです。
※tista様が言われたrcconfに関しては私自身がまだ使った事が無いので、今度試してみたいと思います。
--- 2012/5/10 追記おわり ---
←蚊のいなくなるスプレー
これからだんだん夏が近づいてきて
毎年蚊によく刺されるようになります。
左の商品、アマゾンのレビューを見たら
かなり評価がいい。
ただ、Kinchoなので値段もそれなりに高いけど。。。
【Ubuntu 12.04】Gnome Shell 3.4.1に対応してないテーマの仮対処方法 [ubuntu]
Ubuntu 12.04ではGnome Shellが 3.4.1ですが、2012/5/1現在、対応していないテーマがまだ結構あります。(ここ数日でかなり対応してますが・・・)
そこでGnome Shell 3.4.1でも一応動くようにする為の仮対処方法です。
※本記事ではgnome-shellのテーマの方だけで、アプリケーションの見た目を左右するGTK-3のテーマについては記述していません。
< 前提条件 >
そもそもテーマが適応できる状態になっていないとダメなので、gnome-tweak-toolとuser-themeエクステンションは入っているものとします。
もし入っていなかったらgnome-tweak-toolは下記のコマンドで入れて下さい。
sudo atp-get install gnome-tweak-tool
user-themeはWEBUPD8のPPAを使うのが楽だと思うので下記で入れて下さい。
sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/gnome3
sudo apt-get update
sudo apt-get install gnome-shell-extensions
※上記だと他のGnomeのオフィシャルエクステンションも入ります。
その後、gnome-shellを一度リスタートさせるか、ログアウト&ログインしてgnome-tweak-tool(日本語だと「高度な設定」)でGnome Shell 拡張機能のUser Themes拡張機能をオンにしておいて下さい。
< 修正方法 >
テーマの設定ファイルは ~/.themes/<テーマ名>/gnome-shell 又は /usr/share/themes/<テーマ名>/gnome-shell にあります。
下記のコマンドでテーマファイルが格納してあるディレクトリに行きます。
cd ~/.themes/<テーマ名>/gnome-shell
そしてgnome-shell.cssというファイルがあるのでエディタで編集します。ただし、NordやFaienceのテーマはgnome-shell.cssに直接書いてあるわけではなく、同じディレクトリにある.cssファイルのどれかに記述してあります。
vi gnome-shell.css #エディタはお好きなのを
※/usr/share/themes/<テーマ名>/gnome-shellにあるテーマを編集する時コマンドにsudo を付けて下さい。
まずは下図のようにアプリケーションのアイコンがくっ付いてしまう問題を直します。
「icon-grid」で検索して下さい。
すると下記のような行が出てくると思います。
-----
.icon-grid {
spacing: 36px;
-shell-grid-item-size: 96px;
}
.contact-grid {
spacing: 36px;
-shell-grid-item-size: 272px; /* 2 * -shell-grid-item-size + spacing */
}
----
※場合によっては.icon-gridと.contact-gridの間に幾つか記述があって離れているかもしれません。.contact-gridが無いような場合は相当古いテーマなので修正は難しいと思います。
これを下記のように書き直します。
----
.icon-grid {
spacing: 36px;
-shell-grid-horizontal-item-size: 96px;
-shell-grid-vertical-item-size: 96px;
}
.contact-grid {
spacing: 36px;
-shell-grid-horizontal-item-size: 228px; /* 2 * -shell-grid-horizontal-item-size + spacing */
-shell-grid-vertical-item-size: 96px;
}
----
手順としては 元々、.icon-grid内の要素の-shell-grid-item-size を-shell-grid-horizontal-item-size と直します。そして書き直したその行を次の行にコピーして、horizontalをvirticalに書き直します。
同じく、.contact-grid内の要素-shell-grid-item-size を -shell-grid-horizontal-item-sizeに書き直します。その次の行は.icon-gridの -shell-grid-virtical-item-size: XXpx;と記述してる行をそのまま持ってきます。
※上の例で.contact-gridの -shell-grid-horizontal-item-size 228pxと変更したのは、その横のコメントにあるように、92×2+36と計算して書き直しました。
これで下図のように、まともになります。(もちろん編集したgnome-shell.cssをセーブしてgnome-shellのリスタートが必要です。)
次に下図のパスワード要求画面の修正をします。
gnome-shell.css内を「polkit」で検索して下さい。
---
.polkit-dialog {
/* this is the width of the entire modal popup */
width: 500px;
}
.polkit-dialog-main-layout {
spacing: 24px;
padding: 10px;
}
~ 中略 ~
.polkit-dialog-info-label {
font-size: 10pt;
padding-bottom: 8px;
}
/* intentionally left transparent to avoid dialog changing size */
.polkit-dialog-null-label {
font-size: 10pt;
color: rgba(0,0,0,0);
padding-bottom: 8px;
}
----
といった記述が見つかるはずです。
ここを
----
.prompt-dialog {
/* this is the width of the entire modal popup */
width: 500px;
}
.prompt-dialog-main-layout {
spacing: 24px;
padding: 10px;
}
~ 中略 ~
.polkit-dialog-user-layout {
padding-left: 10px;
spacing: 10px;
}
.polkit-dialog-user-layout:rtl {
padding-left: 0px;
padding-right: 10px;
}
.polkit-dialog-user-root-label {
color: #ff0000;
}
~ 中略 ~
.prompt-dialog-info-label {
font-size: 10pt;
padding-bottom: 8px;
}
/* intentionally left transparent to avoid dialog changing size */
.prompt-dialog-null-label {
font-size: 10pt;
color: rgba(0,0,0,0);
padding-bottom: 8px;
}
----
と書き直して下さい。
書き直し方は、.polkit-xxxxx というそれぞれの要素名を .prompt-xxxxx にしていって下さい。但し例外があって、.polkit-xxxx-user-xxx と要素名の中にuserという文字がある場合には修正しないでください。
※ちなみに、Gnome-Shellのデフォルトテーマの記述では .polkit-xxxx-user-xxxという要素は、.prompt-dialog-null-labelより下の行に記述されるようになりました。それとprompt-dialog-descriptionが無くなっているようです。この辺は気になる方は直して下さい。
これで、下図のようにまともになります。
後は、編集したgnome-shell.cssをセーブしてgnome-shellをリスタートするだけです。
修正されたスクリーンショットのように出るはずです。
本記事はあくまで仮対処ですので、これだけでは修正が足りない事がある可能性がありますし、この通りの修正が出来ない場合もあります。もちろん、修正は自己責任でお願いします。
使っているテーマのGnome Shell 3.4対応が出たら、すぐに入れ替えて下さい。
←内蔵HDD(2T)
以前、知人のPCを自作した時に使用したHDD
これアマゾンの評価にあるように結構イイと思う。
私もこれ欲しいな~、でも、OS移動が面倒だな。
最近、HDD不足気味な上に、
今のHDDがだんだん遅くなっていく感じがする。
ファイルが多すぎてサーチインデックスの作成に
手間取ってるからだと思うけど・・・
【Ubuntu 12.04】Ubuntu 12.04(Precise)を使い始めて、最初に出くわす見た目のトラブル(特にテーマをいじった時) [ubuntu]
Ubuntu 12.04を入れて、気に入った壁紙やテーマを入れる方もいると思います。その際に起きやすいトラブルを載せておきます。テーマを変えなくても問題な部分はありますが・・・
※本記事ではトラブルの原因の判断方法はほとんど記述していますが、修正方法は一部しか記述していません。
1) iBus関係(日本語変換)
普通は、日本語変換のアイコンがUnityのトップパネル上に出ます。(一番左のアイコン)
ところが、下図のように出ていない方もいるかもしれません。
これは、Unityのパネル上に表示するインジケーターの許可リストに入っていない可能性が大です。
ですので、 端末から下記を入力します。(dconf-edtorは sudo apt-get install dconf-tools で入ります。)
dconf-editor
そうしたら、左側を[desktop] -> [unity] ->[panel]とたどると、下図になります。
ここで、下図のようにカンマで区切って 'ibus' というのを付け加えます。
あとは、ログアウト&ログインすればアイコンが出るはずです。ちなみに、shutterも付け加えないと出ません。Dropboxは何もしなくてもでます。
ついでに Unity HUDについて。
Altキーを押すとUnity HUDが起動しますが、この時日本語環境なら日本語で入れて下さい。
英語で「Edit」とか入れても全く意味不明な物をリストアップします。(両方使えるようにできなかったのかな??)
2) GTKのテーマが動作しない
gtkのテーマを持ってきてgnome-tweak-toolで変更しても、上手く動かない事があると思います。
それどころか、gnome-tweak-toolの画面が下図のようになってしまうテーマもあります。(字が読みずらい・・)
それで、使えないテーマに関してはgtk 3.2対応までで3.4には対応していないものはダメです。
簡単に見分ける方法としては、テーマをインストール後に端末から下記のコマンドでgnome-twak-toolを起動します。
gnome-tweak-tool
起動した後に、適応したいテーマを選びます。下図の例ではEvolveです。
その時に端末上に下図のように「Theme parsing error : ~中略~ Assuming 'px'.」と出たら使えません。
このエラーを取るだけなら時間を掛ければ出来ますが、それだけでは済まない可能性があるので直し方は省略です。(それに、説明しきれません。)
3) GTKのテーマが動いてもSynapticとかに適応されない。
少しづつですが、それでもGTK3.4のテーマが出ています。仮にそれを持ってきた場合は、大抵の方は下記のディレクトリに置くと思います。
~/.themes/<テーマ名>
普段はそのテーマが使えるのですが、gksuで起動した時や、起動した時にパスワードを要求されるSynaptiなどを起動するとテーマが適応されない事があります。(下図)
これは私の想像(多分当たっていると思います)ですが、パーミッションの問題で起動したSynapticはroot権限で動いているので~/.themeのディレクトリ以下のテーマファイルにrootからアクセスできなくて発生しているのだと思います。
そこで私の場合は面倒なので、/usr/shareにコピー(root所有)しまいました。例えば下図はHoloのテーマを行った所です。
この後、/usr/share/themesに移動したテーマは rm -rf ~/theme/<テーマ名> で消しておきます。
※現在動作しているテーマについて上記操作をしないで下さい。
※/usr/share/themesに移動させるということは、自分以外のアカウントからも利用できるという事になります。
そうすると下図のようにテーマが適応されます。
4) Gnome Shellテーマの場合
こちらもGnome Shellが3.4.1で3.3.x以前のものは使えません。簡単に分る方法はテーマを適応させて、アプリケーションを起動するオーバービュー画面に行って下さい。すると、対応していなテーマは下図のようになります。
各アイコンがめちゃくちゃ詰まってしまって、一番上の段は上が切れています。
それと、Synapticを起動してみて下さい。その時にアカウント制御でパスワードを要求する画面が出ますが、下図のようになるはずです。
特徴はキャンセルボタンの上に「abc」と書かれている事です。
この現象がでるテーマはgtk 3.4.1に対応していません。これらは比較的直し易いですが、少し待てばテーマ作成者の方々が修正してくれるでしょう。
5) ログイン画面(Lightdm)について
壁紙を下図ようにリストの下の+ボタンを押すと、ファイル選択画面になってダウンロードとか写真を撮ったりしてUbuntuに保存したJpegやPng形式の画像を壁紙として選ぶ事が出来ます。
※余談ですが、上記スクリーンショットの一番下のスライダーでUnityランチャーのアイコンサイズを変える事が出来ます。Ubuntu 12.04からの新機能です。
そして、下図のように変えたとします。
そしてログアウトすると、下図になってしまいます。
本来、Ubuntu 12.04からのlightdmの新機能で、選択しているユーザの壁紙がログイン画面の背景になる仕様です。ですので、下図のようになるのが本当です。
これもまたパーミッションの問題で、ホームディレクトリ以下は各自の所有ですが、Lightdmはrootやはアクセスできません。ですので、フォールバック(失敗した時の代替手段)として1つ前のようになってしまうわけです。
ということはroot所有に変えてあげればできるので、私の取った対策は、まず下記のディレクトリにコピーします。
/usr/share/backgrounds
恐らく、このファイルを指定すれば直ると思いますが・・・せっかく上記ディレクトリにコピーしたので
/usr/share/gnome-background-gnome-background-properties
というディレクトリに
sudo vi local-background-wallpapers.xml
としてxmlで記述してあげてます。(記述方法は同じディレクトリの物を参考に適当にやりました。)
すると、下記のスクリーンショット(少し前のスクリーンショットと一緒)を見てもらうとわかるのですが、右側のリストにデフォルトでは入っていない壁紙があるのがわかると思います。(ここまでする必要はないと思いますが。)
これで、直ります。
初めのiBusはちょっと困りますが、他は特にソフトを動作させるのに困るわけではありませんので、「あれ?」と思っても焦らないように記述しておきました。
ただ、下記が出ると原因も分らない場合が多いので困りますけど・・・(リリース版はデフォルトで出ない様になってるんじゃないかな??)
←キルビメーター
地図の上のなぞって距離を測る機械を
キルビメーターを言うんですね。
海図も図りたいけど海里で出るのは
高いし、アマゾンで売ってない。
地図から距離どれくらいかな??って
しょっちゅう調べる人(登山とかが趣味の人)は便利かも。
【Ubuntu 12.04】Ubuntu 12.04 をインストールした後に最初にやっておきたい事 [ubuntu]
Ubuntu 11.10の時もそうでしたが、デフォルトのままでは使いにくいので色々なサイトがインストール後にやっておく事のまとめを出しています。
OMG!Ubuntu:「10 Things to Do After Installing Ubuntu 12.04」
http://www.omgubuntu.co.uk/2012/04/10-things-to-do-after-installing-ubuntu-12-04/
WEB UPD8:「Things To Tweak After Installing Ubuntu 12.04 Precise Pangolin」
http://www.webupd8.org/2012/04/things-to-tweak-after-installing-ubuntu.html
Ubuntu Vibes :「Things To Do After Installing Ubuntu 12.04 'Precise Pangolin'」
http://www.ubuntuvibes.com/2012/04/things-to-do-after-installing-ubuntu.html
Ubuntu Vibes :「4 Configuration Tools for Customizing Ubuntu 12.04」
http://www.ubuntuvibes.com/2012/04/4-configuration-tools-for-customizing.html
Unixmen :「Top things to do after installing Ubuntu 12.04 LTS Precise Pangolin」
http://www.unixmen.com/201204-top-things-to-do-after-installing-ubuntu-2/
英語なので、私の独断と偏見で・・幾つかピックアップして、それと私がやっておいた方がよいかな~と思う事を。
1) ネットワークを使える状態にする。(必須:Ubuntu 11.04の時と同じ)
有線LANなら差し込むだけで大抵大丈夫だと思います。
無線は私自身が使ってないので分りませんが、設定が必要だと思います。
2) 最新状態にする。(必須:Ubuntu 11.04の時と同じ)
アップデートマネージャー又は下記のコマンドで最新の状態にして下さい。
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade
3) ホームディレクトリ以下のディレクトリ名を日本語から英語にする。(オプション)
これは、シェルを多用する方で英語が苦手でない方のみ行って下さい。
シェルを使用していて途中のディレクトリ名が日本語だと使いにくいですので、下記のコマンドで英語にすれば便利です。
$LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
4) Synapticパッケージマネージャー及びgdebiのインストール
インストールした方が便利と思います。
下記のコマンドで入れて下さい。
sudo apt-get install synaptic gdebi
gdebiがなぜ便利かというと、dpkgコマンドでインストールすると依存関係を解決してくれませんが、gdebiだと依存関係にあるパッケージをダウンロードしてインストールしてくれます。
5) プロプライエタリ版グラフィックドライバのインストール(オプション)
NVIDIAは私が持っていないので、よくわかりません。
AMD(旧ATI)に関しては、Catalyst 12.4 (fglrx 8.961)をAMDのサイトから持ってきて入れないでください。カーネルモジュールのコンパイルに失敗します。
参考 :『【Ubuntu 12.04 Beta 2】AMD(ATI) Catalyst 12.4 (fglrx 8.961) リリース --- またカーネルモジュールのビルドが失敗する』
リポジトリから入れることを推奨します。コマンドなら下記。
sudo apt-get install fglrx fglrx-amdcccle
6) コーデックのインストール(オプション)
FFmpegが必要な方は下記のコマンドでインストール。
sudo apt-get install gstreamer0.10-ffmpeg
その他下記のリンクにあるコーデックが必要な方。
http://packages.medibuntu.org/precise/index.html
これらはMedibuntuから入れられます。端末から下記を入力してMedibuntu のリポジトリを加えます。
sudo -E wget --output-document=/etc/apt/sources.list.d/medibuntu.list http://www.medibuntu.org/sources.list.d/$(lsb_release -cs).list && sudo apt-get --quiet update && sudo apt-get --yes --quiet --allow-unauthenticated install medibuntu-keyring && sudo apt-get --quiet update
※ブログの都合で折り返しがありますが、上記は一行です。
この後、
sudo apt-get install <上記URLに記載されているパッケージ名>
でインストールできます。
7) 好きなブラウザのインストール(オプション)
UbuntuはデフォルトではFirefoxですが、人によって使いやすいブラウザがあると思います。Google ChromeやOperaなど。
以前、下記のリンク集をつくったのでそこから探して入れて下さい。
『【Ubuntu】各種ブラウザ開発版のPPA又はリンク集 (メモ)』
なおPPAでインストールするような物はBeta版とかですので、PPAの使い方は省略です。
8) Adobe Flash Player(ブラウザで動画を見る人必須)
ブラウザで動画を見る場合(Google Chromeを除く)、Flash Playerが必要となると思いますので下記でインストールできます。
sudo apt-get install flashplugin-installer
9) Oracle (Sun) Java 7(オプション)
Oracle(Sun) Javaは半年くらい前に公式リポジトリから提供されなくなりました。そこで、WEB UPD8のPPAを使ってインストールします。
端末から下記のコマンドでインストールします。
sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java
sudo apt-get update
sudo apt-get install oracle-java7-installer
10) 共通のカスタマイズツール(オプションだけど入れてた方がよいもの)
各セッション(unityやgnome-shellなど)で共通のカスタマイズツールとして入れておいた方がいいのは、dconf-editor,gconf-editor,gnome-tweak-toolです。
下記のコマンドで入れます。
sudo apt-get install gconf-editor dconf-tools gnome-tweak-tool
11) Ubuntu セッション(unity 3D)向けカスタマイズツール(オプション:自己責任で)
unity 3DはCompizというウインドウマネージャーを使用していて、プラグインで色々変えられます。
デフォルトでは入っていないプラグインのインストール方法は下記のコマンドです。
sudo apt-get install compiz-plugins-extra
また、プラグインの設定を変えるのにCompizConfig設定マネージャーをインストールします。
sudo apt-get install compizconfig-settings-manager
起動は端末から ccsm で起動できます。但し、設定をいじると動かなくなる事が多いので非推奨です。
それからubuntu-tweakというツールがあります。下記のコマンドでインストールできます。
sudo add-apt-repository ppa:tualatrix/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get install ubuntu-tweak
他にもmyunityというツールもあります。これは私自身はインストールしていません。
sudo apt-get install myunity
12) Gnome Classic セッション (Gnome-Shellを入れた人は必須、その他はオプション)
古いタイプのGNOME環境です。Gnome-Shellのfall-back(Gnome-Shellが起動できなかった場合の環境)にもなっています。端末から下記でインストールできます。
sudo apt-get install gnome-session-fallback
13) Gnome Shell(オプション)
Gnome-shellを使いたい方のみです。
13-1) gnome-shell及びエクステンションのインストール
sudo apt-get install gnome-shell
sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/gnome3
sudo apt-get update
sudo apt-get install gnome-shell-extensions
WEB UPD8のPPAから上記以外のエクステンションも提供されていますので、下記を参考にして下さい。
『【Ubuntu 12.04 Beta 2】Gnome Shell 3.4.0用エクステンションのインストールと各エクステンションの設定(Weather のWOEIDなど)』
また、下記のサイトにも多くのエクステンションがあります。ただし、Ubuntu 12.04のリリース時はGnome-shell 3.4.1で、バージョンがかなり新しいので動作しないものも数多くあると思います。
13-2) テーマについて
Gnome Shellはuser-themeエクステンションとgnome-tweak-toolを使ってテーマを変えられますが、Ubuntu 12.04リリース時には、3.4.1に対応したテーマが少ないです。気にいったテーマでも修正が必要になる事が多いです。
大体、修正の多くは.icon-gridと.contack-gridの要素と、.polkit-xxxxx-xxxxの要素です。
修正の説明は大変ですし、少し待てばテーマ作成者の方が対応してくれると思います。
14) その他のセッション(オプション)
他にもcinnamon, xmbc, kubuntu, lubuntu, cairo-dock, xfceなどのセッションがインストールできます。
これらを説明していると長くなるので省略です。
15) プリンタ及びスキャナーの設定(必要なら)
プリンタを接続して電源を入れていると、右上のセッションメニュー(ログアウトとかシャットダウンとかのメニュー)に「プリンタ」と「スキャナー」という項目があるはずです。
後は、「プリンタ」を選べば、プリンタの機種リストが出てくるので、自分の機種を選んで「OK」を押すだけで使えるようになります。「スキャナ」も同様です。
文字が薄い場合は下記を参考にして下さい。
『【Ubuntu 11.10】プリンターで印刷した文字が薄い現象の対処』
16) 各種アプリケーションのインストール(オプション)
デフォルトで入っていないアプリケーションで、必要な物を入れて下さい。私の場合は、下記のようなもの(下記はほんの一部)を入れています。
・GIMP (ペイントソフト)
・Inkscape (ドローソフト)
・gftp (FTPクライアント)
上記は、公式のリポジトリから下記のコマンドで入ります。
sudo apt-get install gimp inkscape gftp
この他にもソフトウェアセンターで色々見つけてみて下さい。意外と、アーカイバー(.7形式)とか入っていなかったりします。
17) ブックマークのインポート (オプション)
必要なら、ブックマークをインポートしてください。Firefoxなら、Firefox Syncで入れる事も出来ます。
18) メーラーの設定
メールの設定は各自違いますので、プロバイダの設定情報などを参考に入れて下さい。Thunderbirdなら大抵設定の仕方が載っているはずです。
19) Ubuntu OneやDropbox (オプション)
クラウドストレージのUbuntu OneやDropboxを使用する方はインストール及び設定して下さい。Ubuntu Oneは始めから入っています。 Dropboxは下記のコマンドで入ります。
sudo apt-get install nautilus-dropbox
20) PPAのリポジトリパージ(PPAを使う方はぜひ)
いらなくなったPPAを整合性を保って解放してくれる ppa-purgeというツールがあるのでPPAを利用する方はインストールしておくと便利です。
sudo apt-get install ppa-purge
21) その他、便利かもというソフト(オプション)
21-1) Gnome-Pie
キーボードのショートカットで起動するランチャーです。このランチャーはUnityが吹っ飛んでも、Compizさえ動いていればログアウトとかできます。
sudo apt-get install gnome-pie
21-2) Mozc
Googleの日本語変換です。
sudo apt-get install ibus-mozc mozc-server mozc-utils-gui
21-3) 手書き認識
sudo apt-get install ibus-tegaki tegaki-zinnia-japanese
22-4) Google Earth
ちょっとインストールが面倒です。下記を参照して下さい。
『【Ubuntu 12.04 alpha 1】Google Earth 6.2 リリース & インストール --- 文字化け対処が簡単になった。』
22-5) Wine
要するにWindowsのソフトをUbuntu上で動かすソフトです。Picasaなどもこれで動きます。
sudo apt-get install wine
22-6) conkyなどのハードウェアモニター
私はconkyを使用していますが、PCの温度とか気になる方はハードウェアモニターを入れた方が良いと思います。
ちなみにconkyは下記でインストールできますが、設定はちょっと面倒です。
sudo apt-get install conky
23) 壁紙やテーマ等が置いてあるサイト(付録)
私が良く使っているサイトを載せておきます。
http://www.desktopnexus.com/ (壁紙のみ)
←USB 3.0メモリ
UbuntuをUSBに入れるなら32Gぐらいがいいのかな?
以前、Virtualboxで8Gでインストールしたら、
途中で20Gに増やすハメになった。
ほとんどソフト入れないなら8Gでもなんとかなるけど、
ある程度ソフトいれるなら16Gは必要になると思います。
かなり色々やると32Gはいるかも・・・
※扱うデータによってかなり違うと思います。
いずれにしても、USBの読み書きの速さは速い方がいいけど。