【Ubuntu 11.10】Oracle(旧Sun) Java(JRE) 6 Update 26 + SE(JDK) 6 Update 24 + EE 6 SDK Update 2(glassfish v3.1) インストール [ubuntu]
Ubuntu 11.10(oneiric) alpha 1に、Oracle(旧Sun)のJavaを入れました。
JREとJDKのインストールの仕方は、Ubuntu 11.04の時と一緒です。なので、自分のブログ記事を読みながらやっていたら、以前の記事通りやると不都合が発生する場合がある事に気が付いたので修正しました。不都合というのは、openjdk-6をインストールをしている方に発生する可能性があります。インストールしていない方は特に困りません。私自身が入れていなかったので気が付くのが遅くなりました。
修正した手順で恐らく大丈夫だとは思います。多分・・・。もしUbuntu 11.04の時に、下記のリンクの手順でインストールしてしまってトラブルになった方がいらっしゃいましたら、すみませんでした。
それで、前回は/usr/lib/jvmに入れましたが、今回は/usr/local/lib/jvmに入れました。インストールディレクトリによる動作の違いは無いので、以前の記事も修正していません。なので、インストール先を変えたい方は、/usr/lib/jvmの部分をインストールしたいディレクトリに読み替えて、下記の記事を読んで下さい。それと、下記の記事はJava 6 update 24時ですので、jre1.6.0_24などのバージョン情報も、jre1.6.0_26などに読み替えてください。
『【Ubuntu 11.04】 Oracle(Sun) Java version 6 update 24 インストール (Firefox 4.0 プラグイン含む)』
それで、今回はさらにJava EE SDK 6 Update 2(glassfish v3.1)も入れてみました。
<< 入れ方 >>
1) ダウンロード
下記から、Java EE 6 SDKをダウンロードします。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javaee/downloads/index.html
with JDK 6と書いてあるものは、JDKが付属のものです。上記自己ブログへのリンクの手順で入れているはずなので、JDKが付属していないものを選びます。Web Profileと書いていあるものと、無印のものの違いは、下記のリンクによると Web Profileがサブセットのようです。
http://codezine.jp/article/detail/3096?p=2
なので、必要な方をダウンロードして下さい。
ダウンロードする時に、OSと言語を選びます。
2) インストール
下記のコマンドでダウンロードしたものに実行権を付けます。(ファイル名はweb profileの場合は違います。)
chmod +x java_ee_sdk-6u2-unix-ml.sh
そしてスクリプトを動かします。今回は、個人のホームディレクトリにインストールしました。
./java_ee_sdk-6u2-unix-ml.sh
すると、下図の様なメッセージが出て下記のウインドウが開きます。
oneiric@ocelot:~/Downloads/java$ ./java_ee_sdk-6u2-unix-ml.sh
Extracting the installer archive...
Extracting the installer runtime...
Extracting the installer resources...
Extracting the installer metadata...
Welcome to GlassFish V3 installer
Using the user defined JAVA_HOME : /usr/local/lib/jvm/jdk1.6.0_24
Entering setup...
SwixML 1.5 (#144)
※文字化けだらけ・・
デフォルトでよければ、ひたすら「次へ」を押していきます。普通ならこれでインストール出来るのかもしれませんが、更新ツールにチェックが入っていると、私の環境ではインストールが完了しませんでした。
なので、下記の所にきたら、上のチェックを外します。
そうすると自動的に下のチェックも外れます。(下図)
後は順に「次へ」を押していって、下図が出て「終了」を押せばインストール終わりです。
※上図のインストール情報とは違うと思います。私は一度更新のところでチェックを入れて失敗しているので・・・
この段階で正常であれば、既にサーバーも立ち上がってます。
それから、 インストール時に下図の所でカスタムインストールを選ぶと、adminのパスワードを付けたり、domainの名前を変えたり出来ます。
3) 確認
※ポート番号はデフォルトを前提で記述しています。
任意のブラウザからhttp://localhost:8080/にアクセスしてみて下さい。下図がでれば、サーバーは動いています。
それで上図のマウスカーソルがある所をクリックするか、http;//localhost:4848/にアクセスして下さい。すると管理画面が出ます。 (少し時間がかかる)
それで、もしadminにパスワードを付けるなら、左側で[ドメイン]を選んで[管理者パスワード]のタブで変更して下さい。
設定すると、今度からhttp://localhost:4848/にアクセスすると下図になります。
ユーザ名 admin と設定したパスワードで入って下さい。
5) サーバーのスタートとストップ
※domain名をデフォルトでインストールすると自動的に出来るdomain1場合で記述しています。変更などした場合は、読み替えて下さい。
端末を開いて、コマンドのあるディレクトリに移ります。
cd ~/glassfish3/bin
又は
cd ~/glassfish3/glassfish/bin
サーバーをスタートするなら、
./asadmin start-domain domain1
下図のように出てスタートします。
oneiric@ocelot:~/glassfish3/glassfish/bin$ ./asadmin start-domain domain1
domain1 の起動を待機しています ...
domain が正常に起動されました: domain1
domain 場所: /home/oneiric/glassfish3/glassfish/domains/domain1
ログファイル: /home/oneiric/glassfish3/glassfish/domains/domain1/logs/server.log
管理ポート: 4848
コマンド start-domain は正常に実行されました。
サーバーをストップするなら、
./asadmin stot-domain domain1
oneiric@ocelot:~/glassfish3/glassfish/bin$ ./asadmin stop-domain domain1
ドメインの停止を待機しています ....
コマンド stop-domain は正常に実行されました。
以上です。
とりあえず、サーバーを動かす所までやってみました。これ以上は、良く分りません。この後、WARファイルを作成してデプロイとかやる事になると思うのですが。。昔々、何かで聞いた程度で全く覚えてません。
←Javaの本 (サーバーサイド編)
私は、「最新 サーバーサイドJavaがわかる」
という本を持っています。
その本は、サーブレット、JSP、EJBなどが
図解してあり仕組みの違いなどが良く分る本でした。
ただ、サンプルコードや環境設定の方法などは
ほとんど書いてありませんでした。
この本はどうなんだろう??
初めまして。
インストール手順、ありがたいです。
by 師子乃 (2018-12-11 12:22)