【Ubuntu】Ubuntu 11.10(oneiric)やUbuntu 12.04(precise)で、Grubメニューのリカバリーモード(recovery mode)を選んだ時にファイルを消したり出来ない場合 [ubuntu]
Ubuntu 11.10(oneiric)やUbuntu 12.04(precise)を使っていて、トラブルなどでGrubメニューからリカバリーモードで起動する場合があります。
本来トラブルが無ければ使いませんが、fglrxドライバーをアップデートすると/etc/ati/amdpcsdb を一旦消す必要があるのですが、Xサーバーが起動しているとダメなのでGrubのリカバリーモードから削除しています。
それで、以前のUbuntuならリカバリーモードでログインプロンプトが出ていたのですが、仕様がかわったようなのでrootでログインする方法を記述しておきます。
1) リカバリーモードの選択
Ubuntuを起動すると下図のようなGrubのメニューがでます。
もし出ない場合は、Shiftキーを押しながら起動するとメニューがでます。
ここで、「Ubuntu with ・・・・(recovery mode)」というのを選んでエンターキーを押します。
2 ) 始めの選択画面
起動が始まると、少しして(十数秒くらい)下記の画面のどちらかが出ます。
(パターンA)
(パターンB)
ここで、「root Drop to root shell prompt」を選ばないでください。どちらも選択画面の最初の行に「read-only」という文字があるのが分るかと思います。もし「root Drop to root shell prompt」を選ぶと、下図のようにファイルを作成したり消したりが出来ません。
Read-only file systemと出力されて、touchやrmコマンドが実行できていないのがわかると思います。
次にそれぞれのパターンの場合について説明します。
(パターンA)
3) network を選ぶ
「network Enable networking」と言う項目があるのでそれを選びます。
すると下図がでるので、<YES>を選択します。これによって、File Systemをread/writeモードで再マウントします。
4) 今度はrootを選ぶ。
数秒してまた同じようなメニュー(下図)に戻ります。
同じ様な画面ですが、最初の行が「filesystem state : read/write」に代わっています。
これで今度は上図のように「root Drop to root shell prompt」を選びます。
これでrootのShellに入りますので、今度はファイルの削除や作成ができます。
※パスワードを設定した方のみ、rootのShellに入る前にパスワードを要求されます。(本来Ubuntuでは設定しないのですが・・・)
(パターンB)
3) remount を選ぶ
下図の画面で「remount Remount / read/write and mount all other file system」を選びます。
4) rootを選ぶ
数秒で今度は下図になるはずです。
今度は、「root Drop to root shell prompt」を選んでください。rootのshellに入れます。
※パターンA同様に、rootにパスワードを設定した方は、パスワードを要求されます。
これで、あとはファイル操作ができます。
以上です。
この画面のお世話にはなりたくありませんけど、いざという時に。
←ヘッドホン(Victor RX900)
今、RX500を使ってるんですけど、
汚れも酷くなってきたし、少し壊れかかってきたので、
買い替えた方がよいかな~と思い始めました。
これなんかどうだろう?? RX700でもいいかな??
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