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【Ubuntu 12.04】Linux用 オープンソース Google Drive コマンドライン クライアント (grive) [ubuntu]

Ubuntu 12.04とUbuntu 11.10で動作するオープンソース版Google Driveのクライアントソフト(grive)の記事がWebUPD8にありました。 (Ubuntu11.04以前のバージョンではコンパイルがうまく行かないみたいです。)

http://www.webupd8.org/2012/05/grive-open-source-google-drive-client.html

と言ってもコマンドライン版の上に、同期は手動です。

Griveのページ:

http://match065.github.com/grive/

ソースコード(Github)は下記。

https://github.com/match065/grive

試しにUbuntu 12.04(Precise)に入れてみました。

 

< インストール方法 >

WEBUPD8のPPAを利用します。下記のコマンドでインストール。

sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8
sudo apt-get update
sudo apt-get install grive

 

< 最初の設定 >

1) grive用のディレクトリの作成

端末から下記を入力。

mkdir -p ~/grive

2) アカウント設定と初めの同期

cd ~/grive

grive -a

ここで下図の画面になります。

SS-gdrive-cli-001.jpeg

ここで、上図のぼかしが入っている所にURLが記述してあるので、そのURLをブラウザで開いてください。上図のようにURL上で右クリックしてメニューを出して「リンクを開く」でOKです。(ブラウザを開いてもこの端末は終了しないでください。)

するとGoogleアカウントを持っていてブラウザがID&パスワードを保持していれば、下図の画面になります。

※googleアカウントを持っていなかったり、ブラウザにID&パスワードを記憶させていない場合はどうなるかわかりません。(おそらく、ログイン画面&アカウント作成画面になるとは思うのですが・・・)

SS-gdrive-cli-002.jpeg

ここで上図のように「アクセスを許可」を押します。

そうすると下図になります。

SS-gdrive-cli-003.jpeg

「このコードをコピーし、アプリケーションに切り替え貼り付けてください」と書いてある下のボックスの中に文字列の羅列があるので、それをコピーします。(ちょうど上図の青色でぼかしが入ってるところです。)

ここでコピーしたものを端末にに貼り付けます。(下図の赤色でぼかしの入っているところ。ここしか貼り付けできないはず。)

SS-gdrive-cli-004.jpeg

そしてエンターキーを押すと、最初の同期が始まります。

SS-gdrive-cli-005.jpeg

上図はぼかしだらけになってしまいましたが、スクリーンショットのファイルを5つほどダウンロードしているのがわかるかとおもいます。

< 普段の使用 >

~/grive以下のディレクトリにファイルを入れたりGoogle Drive上にファイルが追加された場合に同期するには、 端末から

cd ~/grive

grive

とすれば、端末上にアップロードやダウンロードのメッセージがでて同期してくれます。同期が終了すればコマンドプロンプトに戻ります。

とりあえず私が試した限り、今のところアップロードとダウンロードともに成功しています。

同期にいちいちコマンドを打たないとならないのが面倒です。スクリプト書いて周期的に動かしたりログイン時に動かしたりすれば、ちょっとは楽かな〜

< 余談 >

私はgriveをgdrive と勝手に勘違いしていて、「インストールしたはずなのに無い」とちょっと焦ってしまいました。

 

 ←扇風機(サーキュレーター)

    こういった扇風機をサーキュレーターと言うんですね。
    これから夏に向けてまたPCの温度を気にしないとならない。
    その上、構造上、私の部屋が家の中で一番暑い。
    こういうので部屋の空気を循環させたらちょっとは違うかな。


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