【Ubuntu 12.04 beta 1】Unity-2DのランチャーアイコンやDash(Lens)のサイズ調整(カスタマイズ) [ubuntu]
OMG!Ubuntuに下記の記事がありました。
http://www.omgubuntu.co.uk/2012/03/how-to-adjust-size-of-unity-2d-launcher-and-icons/
上記記事にはUnity 2Dのランチャーとアイコンサイズの調整のやり方が書いてあります。
簡単に説明すると、下記の2つのコマンドでそれぞれのファイルを書き直せば調整出きるという事です。
gksu gedit /usr/share/unity-2d/shell/Shell.qml
gksu gedit /usr/share/unity-2d/shell/common/IconTile.qml
gksu gedit /usr/share/unity-2d/shell/launcher/LauncherList.qml
具体的な変更例は、上記のOMG!Ubuntuの記事からリンクしている下記の記事に書いてあります。
https://plus.google.com/105507097221940492572/posts/1P7HzjK6mL9
上記記事の修正例をあたらめて記述します。
まず、初めの状態のスクリーンショットは下図です。普通ですね。
/usr/share/unity-2d/shell/Shell.qml の 68行目あたりに下記があります
LauncherLoader {
id: launcherLoader
anchors.top: parent.top
anchors.bottom: parent.bottom
width: 50
赤字の50の部分が68になっていると思います。このサイズを変更するとランチャーの幅が変わります。この記事ではこの値を「ランチャーの幅値」とします。
次に、 /usr/share/unity-2d/shell/common/IconTile.qml ですが、64行目辺りに下記があります。
/* This is just the main icon of the tile */
Image {
id: icon
objectName: "icon"
anchors.centerIn: parent
smooth: true
sourceSize.width: 32
sourceSize.height: 32
この32の値は、元々48のはずです。これはアイコンのサイズの縦(height)と横(width)のサイズです。この値は「ランチャーの幅値」の65~70%くらいが適当かと思います。
そして、/usr/share/unity-2d/shell/launcher/LauncherList.qml ですが、初めの方(23行目辺り)に下記があります。
AutoScrollingListView {
id: list
Accessible.name: objectName
/* The spacing is explicitly set in order to compensate
the space added by selectionOutline and round_corner_54x54.png. */
spacing: -7
property int tileSize: 40
/* selectionOutline tile size, so AutoScrollingList view can calculate
the right height. */
property int selectionOutlineSize: 50
tileSizeの40ですが元々は54という値のはずです。これは、それぞれのアイコンのまわりに枠がありますが、恐らくそれの大きさだと思います。IconTile.qmlで指定したアイコンのサイズよりは大きく、「ランチャーの幅値」より10くらい小さい値が目安です。
最後の selectionOutlineSizeはいまいちよく分かりません。「ランチャーの幅値」同じで構わないとおもいます。
後はログアウトして、再度ログインしてみて下さい。下図のようになります。ちょっと分かりにくいですが、ランチャーが細くなって、アイコンも小さくなっています。
OMG!Ubuntuの記事はここまでなのですが、たまたまApplications Lensを開いて、「絞り込みの結果」を押したら下図のようになりました。
右下の方が一部隠れています。(マウスポインターがある辺りで、「すべて」とかかれているボタンの一部が欠けているのがわかると思います。 これって、バグかな??)
そこで、勘で探り当てて、/usr/share/unity-2d/shell/dash/Dash.qmlの363行目辺りに下記があります。
LensBar {
id: lensBar
KeyNavigation.up: pageLoader
anchors.bottom: parent.bottom
anchors.left: parent.left
anchors.right: parent.right
height: 44
visible: expanded
}
}
property int desktopCollapsedHeight: 115
property int desktopExpandedHeight: 715
property int desktopWidth: 996
赤字の部分は元々615だと思いますが100ほど足して715にしました。
そしたら下図のように見えるようになりました。
上図を見ると少し大きくしすぎたかも・・・
要するに、/usr/share/unity-2d/shell のディレクトリの下にQML形式でUnity 2dのインターフェースが記述してあるので、これを書き直せば色々カスタマイズできるというわけです。
←ホッチキスの針取り器
ホッチキスの針を取る専用器具ってあるんですね。
大量に書類をバラバラにするときには楽かも・・・
私自身はホッチキスの針をとることは時々しかないので、
このような器具を購入する必要はないけど。