【Ubuntu 11.10】ファイルマネージャー(Nautilus)でファイルを右クリックした時に、開くアプリケーションを追加する。(オマケ付き) [ubuntu]
私は設定ファイルを変更したりする時に使用するエディタは vi が多いです。geditが使いづらいというわけではないのですが、習慣になってしまいました。
Ubuntu 11.10(Oneiric)を使用していて、ファイルマネージャー(Nautilus)上でテキストファイルを右クリックした時に出るメニューの一番上は「テキストエディターで開く」になっていて、選ぶとgeditが起動します。
それで、右クリックで vi で開く方法が下記に載っていました。
やり方は上記の回答の通りなのですが、英語なのでやり方を記述しておきます。それと、エントリーファイル(.desktop)の書き方さえマスターすれば、他のアプリケーションを登録して開く事も、この方法を応用してできます。
< やり方 >
ここでは、vim を例にやり方を説明します。vim は vi の高機能版でデフォルトではインストールされていません。必要なら、sudo apt-get install vim でインストールできます。
1) エントリーファイルを作成する。
端末から下記のコマンドを入力します。(既にディレクトリが存在する方は入力する必要は無いです。)
mkdir ~/.local/share/applications
次に、下記のコマンドでエディタ(別のエディタでもかまいません)を起動して、
vi ~/.local/share/applications/vim.desktop
下記を入力して、セーブします。
----- ここから -----
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=Vim Text Editor (Console)
Name[ja]=Vim テキストエディター (端末)
Comment=Edit text files in a console using Vi
Comment[ja]=端末上でViを使用してテキストファイルを編集する。
Exec=vim %u
Terminal=true
Type=Application
Icon=vim
Categories=Application;Utility;TextEditor;
StartupNotify=true
MimeType=text/plain;
NoDisplay=true
----- ここまで ------
ポイントは青字の部分です。vimは端末上のコマンドなので、Terminal=trueとして端末を有効にしています。
2) Nautilusの右クリックで使えるようにする。
一度、Nautilusをリスタートする為に、端末から
nautilus -q
と入力した後、再度Nautilusをランチャーから起動します。
次に、下図のように適当なテキストファイルを右クリックして「別のアプリで開く」を選びます。
すると、下図が開くので、 図のように「別のアプリケーションを表示する」を選びます。
さらに、下図にウインドウが変わるので、「Vim テキストエディター (端末)」を探してクリックします。
そして、上図の「選択」ボタンを押すと、下図のように端末内にVimが立ち上がって、選択したファイルが編集可能状態になるはずです。
そして、次回からはテキストファイル(MIME TYPE: text/plain)を右クリックすると下図のようになるはずです。
後は、「Vim テキストエディター(端末)」を押せば、端末内にVimが起動して編集可能になります。
一応は、以上です。
< オマケの拡張 >
---- 2011/11/19追記 -----
ここのオマケの拡張を行うのであれば、ここに記述してある方法ではなく、下記のリンクの方法で行って下さい。効果は同じで、設定したユーザーだけに反映されます。オマケの拡張の方法では他のユーザーにも影響を与えてしまいます。
『【Ubuntu 11.10】ファイルマネージャー(Nautilus)でファイルをダブルクリックした時に起動するアプリケーション(つまり、デフォルトアプリケーション)を変える方法』
---- 2011/11/19追記終わり -----
上記の方法は、まだメニューに出てくるだけです。これをせっかくだから、テキストファイルを開く時のデフォルトアプリにしてみました。
右クリックすると下図のようにメニューの一番上に出ます。その上、テキストファイル(MIME Type=text/plain)をダブルクリックすると、Vimで開きます。
それには、端末から
cd /etc/gnome
sudo vi defaults.list
として、MIME Type(ファイルの種類名と思っていただければよいと思います。)と、アプリケーションエントリーファイルの関連付けのファイルを編集します。
下記の行があるはずなので、
text/plain=gedit.desktop
これを下記に書き直してセーブします。(リカバーするときは元に戻して下さい。)
text/plain=vim.desktop
あとは、変更後に起動したNautilusであれば、テキストファイルを開けばデフォルトでvimが起動します。
< 独り言 >
ここまでやって分ったのですが、どうも私は端末から起動する時はvi、Nautilusから起動する時はgeditとすることがほとんどだったみたいです。端末の利用度があまりに多いのでviの利用が多かっただけ見たいです。
なので<オマケの拡張>は元に戻しました。
←PC 600W電源
先日も記述しましたが、パソコンの
購入相談を受けてます。
もし、お金に余裕があって電源を買うならこれかな~
ENERMAXなら間違いなさそうだし・・・
電源ってかなり値段の幅があって選びにくい。