【Ubuntu 11.10】Gnome Shell (3.1.91) をグローバルメニュー化(Gnome Shell Global Menu) [ubuntu]
---2011/9/28 追記 ---
Gnome Shell 3.1.92になって、再度入れなおす必要があります。
本記事の手順を始めからやって下さい。ただ、手順7)はする必要が無くなりました。
---2011/9/28 追記終わり---
Gnome Shellをグローバルメニュー化する方法が下記に載ってました。
http://www.webupd8.org/2011/09/get-global-menu-in-gnome-shell.html
試しに私もトライ。
動きますね・・・
それでやり方は、始めに示したリンクの通りなのですが、英語なので簡単にやり方を紹介します。
<< インストール方法 >>
1) 環境を整える。
sudo apt-get install git-core valac-0.12 libvala-0.12-dev libgtk-3-dev gobject-introspection libgirepository1.0-dev libgtk2.0-dev autotools-dev automake autoconf intltool libtool
2) 作業ディレクトリの作成と0.9 alpha 5の展開
cd
mkdir -p globalmenu
cd globalmenu
wget http://gnome2-globalmenu.googlecode.com/files/gnome-globalmenu-0.9.alpha5.tar.bz2
tar -xvf gnome-globalmenu-0.9.alpha5.tar.bz2
4) gitからソースを持ってくる
git clone git://github.com/gnome-globalmenu/gnome-globalmenu.git
5) ブランチを行い、一部のファイルを入れ替える。
cd gnome-globalmenu
git checkout gnome-3
cp ../gnome-globalmenu-0.9.alpha5/src/{module.c,header.h,header-gtk2.h} ./src
6) ビルド&インストール
autoreconf --force --install --verbose
./autogen.sh --prefix=/usr
make
sudo make GTK2_MODULES_DIR=/usr/lib/gtk-2.0/modules GTK3_MODULES_DIR=/usr/lib/gtk-3.0/modules GLIB_COMPILE_SCHEMAS=/bin/true install
sudo glib-compile-schemas /usr/share/glib-2.0/schemas
sudo ln -sfv /usr/lib/gtk-2.0/modules/libglobalmenu-gtk2.so /usr/lib/gtk-2.0/modules/libglobalmenu-gtk.so
※後でブログを見直した時に、ブログの折り返しの都合でどこまでが1つのコマンドか分りませんでした。(*_ _)人ゴメンナサイ。 空行毎に一行です。なのでブログで、押し返してあっても上の行とくっついていれば1つの行のコマンドです。
7) バージョンに合わせてエクステンションを修正
cd /usr/share/gnome-shell/extensions/GlobalMenu@globalmenu.org/
sudo vi metadata.json
ここで、 "shell-version": ["3.0.4"]とかなっている部分を "shell-version": ["3.1.91"] に修正します。基本的に括弧内のバージョンが現在使用しているgnome-shellのバージョンと一致していればよいです。
gnome-shellのバージョンは端末から gnome-shell --version で出ます。私は
次に、下記でextensions.jsを開きます。
sudo vi extension.js
まず、 tracker.connect('app-state-changed' と書いてある部分を探します。そしたら、その行を削除して下記の2行に書き直します。
let appSys = Shell.AppSystem.get_default();
appSys.connect('app-state-changed', Lang.bind(this, this._onAppStateCha
nged));
それで、最後の方に行って、「function main() {」 という行を探します。それを、 「function init(metadata) {」に書き直します。さらにファイルの最後に下記を追記します。
function enable() {
//indicator = new Indicator();
}
function disable() {
indicator.destroy();
}
これでセーブします。diffの方が分かりやすい方の為に下記に載せておきます。
diff -urN a/extension.js b/extension.js
--- a/extension.js 2011-09-10 14:11:32.284649321 +0900
+++ b/extension.js 2011-09-10 14:11:57.632648748 +0900
@@ -417,7 +417,8 @@
let tracker = Shell.WindowTracker.get_default();
tracker.connect('notify::focus-app', Lang.bind(this, this._sync));
- tracker.connect('app-state-changed', Lang.bind(this, this._onAppStateChanged));
+ let appSys = Shell.AppSystem.get_default();
+ appSys.connect('app-state-changed', Lang.bind(this, this._onAppStateChanged));
global.window_manager.connect('switch-workspace', Lang.bind(this, this._sync));
@@ -775,7 +776,7 @@
Mainloop.timeout_add(3000, function () { text.destroy(); });
}
-function main() {
+function init(metadata) {
var leftChildren = Main.panel._leftBox.get_children_list();
var oldAppMenuButton = leftChildren[leftChildren.length - 1];
Main.panel._leftBox.remove_actor(oldAppMenuButton);
@@ -785,3 +786,11 @@
Main.panel._leftBox.add(button.actor);
Main.panel._menus.addMenu(button.menu);
}
+
+function enable() {
+ //indicator = new Indicator();
+}
+
+function disable() {
+ indicator.destroy();
+}
8)環境変数の設定。
cp ~/globalmenu/gnome-globalmenu/globalmenu.sh /etc/profile.d/
sudo chmod +x /etc/profile.d/globalmenu.sh
これでまずログアウト&ログインします。※gnome-shellの再起動でも可能。但し、再起動時に起動していたアプリケーションにはGlobalmenuは適応されません。
9) global menu extensionの有効化
gnome-tweak-toolを使ってShell Extensionsの設定をします。
GlobalMenu Extension をオンにしたときにはWindo List Extensionはオフにしてください。どちらもオンになっていると1つアプリを立ち上げるとパネルに2つアプリが表示されます。
余談ですが、Delta-Shellの場合、下図のようになります。
以前、『【Ubuntu 11.10:Gnome3】Oneiric Alpha 3でGnome Shellを動かすと、デスクトップの上部パネルの背後にメニューバーが出てしまう問題。(Unity以外の環境なら同じ問題が発生する可能性あり)』という記事を書きました。
この時下図のように、パネルの下にメニューが出ていました。
上図の2つを大きくして(クリックして)よく見てもらうとわかるのですが、Gnome Shell Global Menuを入れると(1つ上の図)、メニューの項目は無くなっています。ただ、3mm程度上に白い部分が残ってます。
私の予想ですが、デスクトップの管理の為にNautilusが立ち上げたのにも関わらず、メニュー項目を表示しているのだと思います。 UnityでもGnome Shellでもglobalmenuが動いていると、globalmenuが表示項目を受け取るのですが、どこにも表示できないので、見えないだけではないかと予想しています。
←ワイヤレスマウス
1000円ちょっとでワイヤレスマウス。
ワイヤレスマウスにはあまりよい思い出がない。
でも、これだけ安いとダメ元でと思ってしまいます。
しかし、マウスって消耗品ですね。
【Ubuntu 11.10】Unity 4.14.2になってDashメニューを開くと、ボタン(閉じる/最小化/最大化)にテーマが適応されなくなった。(仮対処) [ubuntu]
2011/9/10にアップデートしたらUnityが4.14.2になりました。
そしたら、Dashメニューを開くと右上のボタン(閉じる/最小化/最大化)ボタンにテーマが適応されなくなりました。
それで、調べてみたところ、Dashメニューのパネル上のボタンはWindowsButton.cppのファイルでGetDashWindowButtonとGetDashMaximizeWindowButtonという関数を呼んでイメージを独自に取得していました。
取得する先のイメージファイルは、/usr/share/unity/4 内にある、ファイル名にdashという文字が入っているファイルです。
せっかくテーマがあるのに使えないのは、もったいなので適当に直してしまいました。
Dashメニューを開いたスクリーンショット。
Dashメニューを最大化したスクリーンショット。
上図の2つのスクリーンショットをよく比べてみると、左上の3つ並んでいるうちの一番右の「最大化ボタン」がちょっと違います。
これ、まだバグがあってログインして最初にDashメニューを開いた時には、最大化ボタンの初期イメージが間違ってます。一度、最大化を行うと正常に戻るのですが・・・
<< 直し方 >>
まってれば直ると思うので簡単に。。。
それに下記の方法は私独自の方法なので、非推奨です。
1) Unityのビルド環境を整える。
2) 下記のパッチを当てる。(または、下記を見て編集する)
diff -urN unity-4.14.2.org/plugins/unityshell/src/PanelStyle.cpp unity-4.14.2/plugins/unityshell/src/PanelStyle.cpp
--- unity-4.14.2.org/plugins/unityshell/src/PanelStyle.cpp 2011-09-09 00:14:39.000000000 +0900
+++ unity-4.14.2/plugins/unityshell/src/PanelStyle.cpp 2011-09-10 08:56:34.109067608 +0900
@@ -154,7 +154,7 @@
PanelStyle::GetWindowButton(WindowButtonType type, WindowState state)
{
nux::BaseTexture* texture = NULL;
- const char* names[] = { "close", "minimize", "unmaximize" };
+ const char* names[] = { "close", "minimize", "unmaximize","maximize" };
const char* states[] = { "", "_focused_prelight", "_focused_pressed" };
std::ostringstream subpath;
diff -urN unity-4.14.2.org/plugins/unityshell/src/PanelStyle.h unity-4.14.2/plugins/unityshell/src/PanelStyle.h
--- unity-4.14.2.org/plugins/unityshell/src/PanelStyle.h 2011-09-09 00:14:39.000000000 +0900
+++ unity-4.14.2/plugins/unityshell/src/PanelStyle.h 2011-09-10 08:57:07.453066852 +0900
@@ -31,7 +31,8 @@
{
WINDOW_BUTTON_CLOSE = 0,
WINDOW_BUTTON_MINIMIZE,
- WINDOW_BUTTON_UNMAXIMIZE
+ WINDOW_BUTTON_UNMAXIMIZE,
+ WINDOW_BUTTON_MAXIMIZE
} WindowButtonType;
diff -urN unity-4.14.2.org/plugins/unityshell/src/WindowButtons.cpp unity-4.14.2/plugins/unityshell/src/WindowButtons.cpp
--- unity-4.14.2.org/plugins/unityshell/src/WindowButtons.cpp 2011-09-09 00:14:39.000000000 +0900
+++ unity-4.14.2/plugins/unityshell/src/WindowButtons.cpp 2011-09-10 09:35:23.377014982 +0900
@@ -244,7 +244,7 @@
nux::BaseTexture* GetDashWindowButton(PanelStyle::WindowButtonType type, PanelStyle::WindowState state)
{
- const char* names[] = { "close_dash", "minimize_dash", "unmaximize_dash" };
+/* const char* names[] = { "close_dash", "minimize_dash", "unmaximize_dash" };
const char* states[] = { "", "_prelight", "_pressed" };
std::ostringstream subpath;
@@ -256,12 +256,16 @@
glib::Object<GdkPixbuf> pixbuf(gdk_pixbuf_new_from_file(filename.Value(), &error));
// not handling broken texture or missing files
- return nux::CreateTexture2DFromPixbuf(pixbuf, true);
+ return nux::CreateTexture2DFromPixbuf(pixbuf, true); */
+
+ PanelStyle* style = PanelStyle::GetDefault();
+
+ return style->GetWindowButton(type, state);
}
nux::BaseTexture* GetDashMaximizeWindowButton(PanelStyle::WindowState state)
{
- const char* states[] = { "", "_prelight", "_pressed" };
+/* const char* states[] = { "", "_prelight", "_pressed" };
std::ostringstream subpath;
subpath << "maximize_dash" << states[state] << ".png";
@@ -271,8 +275,13 @@
glib::Error error;
glib::Object<GdkPixbuf> pixbuf(gdk_pixbuf_new_from_file(filename.Value(), &error));
- // not handling broken texture or missing files
- return nux::CreateTexture2DFromPixbuf(pixbuf, true);
+ // not handling broken texture or missing files
+ return nux::CreateTexture2DFromPixbuf(pixbuf, true); */
+
+ PanelStyle* style = PanelStyle::GetDefault();
+
+ return style->GetWindowButton(PanelStyle::WINDOW_BUTTON_MAXIMIZE, state);
+
}
};
3) ビルドして、 作成したunity_4.14.2-0ubuntu1_i386.debから/usr/lib/compiz/libunityshell.so をインストールされているものと置き換える。
4) /usr/share/themes/<テーマ名>/unityもしくは~/.themes/<テーマ名>/unityの中にmaximize.png, maximize_focused_prelight.png, maximize_focused_pressed.pngを作成する。(Ambianceのテーマは作成しなくても、既にあります。)
5) Unityをリスタートする(ログアウト&ログインでもOK)
これで一応直ります。(他に影響があるかは調べてません。)
Dashメニューのボタンくらいは直してから公開して欲しかった・・・
← USB ライト
USBに差して使うライト
手元の細かい所を見るのにいいかも・・
でも、私の場合は汚れも沢山見える可能性が・・・
【Windows】イベントビューアによる起動時間とシャットダウン時間の調べ方 [windows]
ネット上をふらふらしていたら下記の記事を見つけました。
http://www.howtogeek.com/72420/how-to-use-event-viewer-to-find-your-pcs-boot-time/
イベントビューアに起動時間とシャットダウン時間が記録されているのですね。上記記事のやり方はWindows 7で説明していますが、Vistaでやってみました。
1) イベントビューア起動
スタートボタンを押して検索枠に「イベント ビューア」と入れます。すると、下図のようになりますので、「イベント ビューア 」をクリックします。Administratorで起動しますので、ユーザーアカウント制御のウインドウが出ます。「続行」を押して下さい。
2) イベントビューアからブート/シャットダウン時間のログを選ぶ。
イベントビューアが立ち上がりますので、左側の枠の[アプリケーションとサービス ログ]→[Microsoft]→[Windows]→[Diagnostics-Performance]→[Operational]と選びます。すると下図のようになります。
3) 起動時間を調べる
上図の右側の「現在のログをフィルタ...」を押します。すると下図の検索ウインドウが出ます。
上図のように、「警告」にチェックを入れて、「イベントIDを含める/除外する」に100と入れてOKを押します。すると、下図のように起動時間のイベントだけが抽出されて出ます。
上記の黄色で示した部分が起動時間です。単位がmsなので、秒に直すには1000で割ります。上記の場合、45739ミリ秒なので45.739秒になります。
4) シャットダウン時間を調べる。
検索ウインドウで、 「イベントIDを含める/除外する」に200と入れてOKを押します。
すると、今度はシャットダウン時間のイベントのみが抽出されます。
こちらもミリ秒なので56065ミリ秒という事は56.065秒になります。
調べ方は以上です。
どこの部分までを起動時間として扱っているのか良く分らないので、自分の感覚とは違う感じがします。他のPCとの起動時間を比べる目安にはなるのではないでしょうか。
実際、私のPCではVistaの場合、電源を入れてから5分以上して使える状態になります。多分、常駐ソフトが多すぎるのだと思います。それに比べてUbuntuなら電源を入れて1分以内で使える状態になります。
それと、他の起動時間を調べるツールを調べてみたら下記がありました。使った事はありませんが・・・
BootRacer: http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/okiniiri/20110119_420938.html
Ubuntuならbootchartを使用するのがよいと思います。
何か起動時間を早くする方法が見つかったら測ってみるのもよいかと思います。
←128G SSD
スピード求めるならSSDだろうけど・・
インストールし直すのも面倒だし、
なにより私にとって値段が高い。
このメーカーの製品は価格.comで売れ筋上位だけど、
AMAZONでは並行輸入品とか色々あって良く分らん。
2011/9/9現在。
【Ubuntu 11.10】ログイン画面(unity-greeter 0.0.5)のユーザ選択メニューが文字化け(豆腐状態)になる問題。(仮対処) [ubuntu]
Ubuntu 11.10(Oneiric)のログイン画面(unity-greeter 0.0.5)を使用していて、ユーザー選択メニューが文字化け(豆腐状態)になります。
上図で"Oneiric"となっている部分は私が使用しているアカウントです。上と下が文字化けしてます。今までは英語で、上側が"Other..."、下側が"Guest Account"でした。
なぜ、こうなったかというと、直接的な原因は2011/9/6にアップデートされた日本語翻訳パッケージ language-pack-gnome-ja (1:11.10+20110905)にunity-greeterの翻訳が入ったからです。
<<仮対処 >>
この仮対処はunity-greeterをビルドするので面倒です。それにあまりお勧めできませんので、簡単に説明します。
1) 環境を整える。
sudo apt-get build-dep unity-greeter
sudo apt-get install pbuilder build-essential devscripts
2) ソースを持ってくる
適当なワーキングディレクトリを作って、そこに移動します。そしたら、下記のコマンドでソースを持ってきます。
apt-get source unity-greeter
3) 編集する
cd unity-greeter-0.0.5/src
vi user-list.vala
134行目をみると下記になっていると思います。
FreeType.new_face (library, "/usr/share/fonts/truetype/ubuntu-font-family/Ubuntu-R.ttf", 0, out face);
ここで指定してあるフォントを日本語のフォントに置き換えます。私はTakaoゴシックにして見ました。
FreeType.new_face (library, "/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoGothic
.ttf", 0, out face);
下記はそのdiffです。
--- unity-greeter-0.0.5.org/src/user-list.vala 2011-09-09 11:36:22.000000000 +0900
+++ unity-greeter-0.0.5/src/user-list.vala 2011-09-09 09:16:33.690009317 +0900
@@ -131,7 +131,7 @@
FreeType.Library library;
FreeType.init (out library);
FreeType.Face face;
- FreeType.new_face (library, "/usr/share/fonts/truetype/ubuntu-font-family/Ubuntu-R.ttf", 0, out face);
+ FreeType.new_face (library, "/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoGothic.ttf", 0, out face);
font_face = Cairo.ft_font_face_create_for_ft_face (face, 0);
menubar = new Gtk.MenuBar ();
4) ビルド
cd ..
debuild -us- uc -b
でしばらく待つと、パッケージが出来ます。
5) インストール
cd ..
dpkg -i unity-greeter_0.0.5-0ubuntu4_i386.deb
※ただアップデートを掛けると元に戻るので、パッケージから/usr/sbin/unity-greeterを抜き出して直接置き換えてもOKです。
後は、ログアウトすると下図のようになります。
ただ、これでも問題があって、パスワードを間違えた時のメッセージがはみ出ます。
というわけですので、直るまで我慢するのがよいかと・・・
このバグ自体は下記と同じ問題と思うのですが・・・違うのかな~
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/unity-greeter/+bug/840868
←アナログをデジタルに変換するツール
アナログ(レコード、カセット、MD)などを
MP3変換して、iPodやMP3プレーヤーで利用
できるようにするツールらしい。
私もカセットなどを持ってますが、もうプレーヤーがない。
なので、私の場合、買ってもダメ・・・
【Ubuntu 11.10】Gnome Shell 3.1.90.1 インストール [ubuntu]
Ubuntu 11.10(Oneiric)にGnome Shell 3.1.90.1を自分でビルドして入れてみました。
というのも、2011/9/8 13:00時点で下記のURLでソースは公開されているのですが、20時間経ってもビルドされたものが出ないので試しにビルドしてみました。
https://launchpad.net/ubuntu/+source/gnome-shell/3.1.90.1-0ubuntu1
<< インストール方法 >>
インストールしたのは32bit版で64bit版は環境がないので行っていません。
1) 環境を整える。
端末から下記のコマンドを入力します。
sudo apt-get install pbuilder build-essential git devscripts
sudo apt-get build-dep gnome-shell
sudo apt-get install libgee-dev libfolks-dev gir1.2-folks-0.6 libgnome-menu-3-dev libgnome-keyring-dev gir1.2-gee-1.0 libgudev-1.0-dev libudev-dev gir1.2-accountsservice-1.0
※ちなみに最後のgir1.2-accountsservice-1.0はビルドには必要ありません。但し、これが無いとgnome-shellを動かした時にエラーになります。
2) ダウンロード&ビルド
適当なワーキングディレクトリを作成します。作成したワーキングディレクトリにカレントディレクトリを写して、
apt-get source gnome-shell
cd gnome-shell-3.1.90.1
debuild -us -uc -b
これでしばらく待ちます。コマンドプロンプトに戻ったら、
cd ..
ls
とすると、下記のようになるはずです。
oneiric@ocelot:~/gnome-shell$ ls
gnome-shell-3.1.90.1/
gnome-shell_3.1.90.1-0ubuntu1.debian.tar.gz
gnome-shell_3.1.90.1-0ubuntu1.dsc
gnome-shell_3.1.90.1-0ubuntu1_i386.build
gnome-shell_3.1.90.1-0ubuntu1_i386.changes
gnome-shell_3.1.90.1-0ubuntu1_i386.deb
gnome-shell_3.1.90.1.orig.tar.bz2
そしたら下記のコマンドでインストールします。
sudo dpkg -i gnome-shell_3.1.90.1-0ubuntu1_i386.deb
後は、再起動後にgnomeセッションに入ればgnome-shell 3.1.90.1になるはずです。
<< トラブルシューティング >>
上手く立ち上がらなくて、端末から起動した時に下記のエラーが出る場合があります。
oneiric@ocelot:/usr/bin$ gnome-shell
OpenGL Info: Using XSHM for GLX_EXT_texture_from_pixmap
JS ERROR: !!! Exception was: Error: Requiring AccountsService, version non
e: Typelib file for namespace 'AccountsService' (any version) not found
JS ERROR: !!! lineNumber = '0'
JS ERROR: !!! fileName = '"gjs_throw"'
JS ERROR: !!! stack = '"("Requiring AccountsService, version none: Typel
ib file for namespace 'AccountsService' (any version) not found")@gjs_throw:0
@/usr/share/gnome-shell/js/ui/endSessionDialog.js:25
"'
JS ERROR: !!! message = '"Requiring AccountsService, version none: Typel
ib file for namespace 'AccountsService' (any version) not found"'
JS ERROR: !!! Exception was: Error: Requiring AccountsService, version none: Typelib file for namespace 'AccountsService' (any version) not found
JS ERROR: !!! lineNumber = '0'
JS ERROR: !!! fileName = '"gjs_throw"'
JS ERROR: !!! stack = '"("Requiring AccountsService, version none: Typelib file for namespace 'AccountsService' (any version) not found")@gjs_throw:0
@/usr/share/gnome-shell/js/ui/endSessionDialog.js:25
:
後略
これは、gir1.2-accountsservice-1.0が無いと発生します。前述の方法で入れた方は始めにインストールしてますので出ないはずです。
ただ、他の方法やgnome-shell 3.1.90.1のdebian/controlファイルの依存情報が修正されないでパッケージ公開されたら発生する可能性がありますので、下記のコマンドで入れて下さい。
sudo apt-get install gir1.2-accountsservice-1.0
<< エクステンションのインストール >>
1) ダウンロード
また適当なワーキングディレクトリを作って、そこに移動して下さい。そしたら下記のコマンドでダウンロードします。
git clone git://git.gnome.org/gnome-shell-extensions
ただ、下記のサイトでバージョンをチェックすることができます。
http://git.gnome.org/browse/gnome-shell-extensions/
2) ビルド&インストール
cd gnome-shell-extensions
configure.acを編集してバージョン情報を3.1.90.1に合わせます。
vi configure.ac
AC_INITの行の所を[3.1.91]となってる所を[3.1.90.1]に変更します。(下図参照)
セーブしたら、
./autogen.sh --prefix=/usr --enable-extensions="alternate-tab alternative-status-menu apps-menu auto-move-windows dock drive-menu gajim places-menu systemMonitor user-theme windowsNavigator workspace-indicator xrandr-indicator"
でビルドします。そして下記でインストール。
sudo make install
インストールしたら、一旦ログアウトしてログインして下さい。
※普通でしたらビルドに使用したディレクトリのMakefileは残しておいて、アンインストールする時にsudo make uninstallとします。ただ、インストール先は/usr/share/gnome-shell/extensionの中だけですので、分れば特にいらないかもしれません。
3) エクステンションを有効にする。
gnome-tweak-toolを使って有効にしていきます。下図のようにShell Extensiionsのスイッチをオン/オフで使うか使わないか決めます。(1つのスクリーンショットで映りきらなかったので2つになってしまいました)
私の環境(Virtualbox 4.1.2)では、WindowNavigetor ExtensionとAlternativeState Menu Extensionをオンにすると、Gnome Shellが立ち上がりません。なのでオフにしています。
もし、エクステンションが原因でgnome shellが立ち上がらなくなったら、他のセッションやリカバリーモードで自分のアカウントでログインしてから下記のコマンドを打ってリセット(エクステンションを全てオフ状態にする) して下さい。
gsettings reset org.gnome.shell enabled-extensions
4) 私が知らないうちに増えていたエクステンション(おまけ)
アプリケーションメニュー
Placeメニュー
ワークスペーススイッチャー
←小型マイク(iPod iPhone用)
iPodやiPhoneをICレコーダー代わりにする
ための、マイクみたい。
私は今は必要ないけど、ICレコーダーがそのうち
必要になる可能性がある。。
せっかくだからICレコーダーだけでなく
音楽プレーヤーとして使えるのがいいな。