【Ubuntu 11.04,11.10】ソフトのアンインストール後に、Unityのアプリケーションメニュー(Application placeのDashメニュー)に、アイコンの残骸が残ってしまった場合の対処 [ubuntu]
Ubuntu 11.04やUbuntu 11.10で、アプリケーションをアンインストールしたのに時々、見慣れないアイコン(アイコンの残骸みたいなもの)が残ってしまう場合がたまにあります。
上図のポインタが示しているものがそうです。
これはATIドライバを削除した際に、Catalyst Control Centerのアイコンとその管理者用のアイコンの2つが残ってしまったようです。
<< 対処方法 >>
端末から下記のコマンドを入力して下さい。
sudo dpkg-reconfigure python-gmenu
あとは一度ログアウト&ログインすれば、下図のように残骸がなくなって直っているはずです。
<< 何をしているか >>
前述の処置は何をしているかというと、メニューキャッシュの再構築をしています。別の言い方をすると、/usr/share/applications/desktop.ja_JP.utf8.cacheの作り直しです。
sudo apt-get update コマンドやアップデートマネージャーで詳細を開くと、インストールの最後の方で下図のような出力を目にすることがあると思います。
ureadahead のトリガを処理しています ...
ureadahead will be reprofiled on next reboot
python-gmenu のトリガを処理しています ...
Rebuilding /usr/share/applications/desktop.ja_JP.utf8.cache...
bamfdaemon のトリガを処理しています ...
Rebuilding /usr/share/applications/bamf.index...
initramfs-tools のトリガを処理しています ...
update-initramfs: Generating /boot/initrd.img-2.6.38-109-sp
これはコマンドラインで、下記を実行しているのと同等です。
sudo dpkg-reconfigure ureadahead
sudo dpkg-reconfigure python-gmenu
sudo dpkg-reconfigure bamfdaemon
sudo dpkg-reconfigure initramfs-tools
さらに言うと、これらの処理は、どうやら/var/lib/dpkg/info/<パッケージ名>.postinstを実行しているようです。ソースコードを追いかけた分けではないので、絶対とは言えませんが、それぞれの処理をみるとほぼ確実だと思います。
なので、例えばureadahead(起動時の処理を記憶しておいて、次回から起動時間を短縮する機能)のデータを再構築したい(つまり、起動処理を再記憶させたい)なら、ureadahead.postinstに記述してある通り、/var/lib/ureadahead/packファイルを消しても同じです。(これは、私は何度もやってます)
他にも、 sudo dpkg-reconfigure initramfs-toolsは、sudo update-initramfs -uと同等です。
以上です。
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