【Win8】 数学ドリル作成ソフト MathTeX インストール --- このドリル作成ソフトは凄いと思う。 [windows]
前回、『【Win8】 LaTex (pLaTex) を Windows8 にインストール ---- 一応うまく行ったみたい...』でpLatexをwindows8にインストールしました。
今回は、LateXを利用した数学ドリル作成ソフト、 MathTeXをインストールしました。
http://www12.plala.or.jp/htown/mathtex/
ダウンロードは、上記サイトもしくはベクターからできます。
このソフト自体は、下図のように問題の種類を選べば、TeXのソースを出力してくれるというものです。
あとは、Latexを呼び出してコンパイルしてくれて下図のように問題と答えを出力してくれます。
このソフトの凄さは、問題の種類の多さ。小学生から高校生までの計算問題をほとんど網羅しています。加減乗除、分数の計算、1次関数、因数分解、、余弦定理、微分・積分などなど。中には、グラフを書かせる問題とかもあります。
ダウンロードしたMathTeXを展開するとMathTeX.txtというファイルが入っているので、それを見れば問題の種類の多さがわかると思います。
< インストール >
インストール方法はほとんど省略です。MathTeX自体は、持ってきて展開するだけです。
このMathTeXが動作するための条件は、Windowsの環境でTeXが動くことです。TeXのインストール方法は、前回の『【Win8】 LaTex (pLaTex) を Windows8 にインストール ---- 一応うまく行ったみたい...』で大雑把に書きましたが、詳しく書くのはブログでは難しいです。
あとは、問題を設定する画面の「用紙の設定」タブの所で、下図のようにTeXのコマンドラインとプレビューアのコマンドラインの設定をすれば終わりです。
ただ、選んだ問題の種類によってはemath.styをTexにインストールする必要があります。
この時は、下記のサイトからemath.styを持ってきてください。ダウンロードのリンクまで結構手繰ります。ダウンロードするのは「丸ごとパック」が良いと思います。
ただ、emathだけインストールしてもfp.styが無いといわれます。なので、上記サイトの「丸ごとパック」と書いてある隣に、「emathに必要なスタイルファイルなど」と書かれたリンクがありますので、そこに行けばfp.styを圧縮したfp.lzhをダウンロードできます。
それか、下記のサイトからダウンロードしてください。
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/fp
emathとfpのTeXへのインストール方法はブログで記述するのは大変なので省略します。
emathを使う場合は、各種設定でemathの所にチェックを入れてください。
因みに、上記スクリーンショットの「問題を保存するディレクトリ」に問題と解答のdviファイルができますので、そこでdvipdfmxコマンドを使えばpdf形式にできます。
< 動作させてみて >
Windows8でMathTeXを起動すると、下記が出ます。
詳細情報の所を押して「実行」を押してます。
それと、調べても出てこなかったので私の環境だけだとは思いますが、eco.styを使うと\degreeがコンフリクト(競合)してしまいます。
emathのサイトに行ったら\degreeがコンフリクトを起こしたので回避したという更新履歴があったので、emathが原因とは思えません。yhmath.styとか、その他少なからずスタイルファイルを入れているので、原因を探すのが大変です。なので今はeco.styを使わない状態にしています。
以上です。
LateXを設定するのは苦労するけど、このソフトは数学(算数)のドリル作るのにとっても便利です。
作者さんに(^人^)感謝♪
←LateXの解説本
私自身はLateX関連の書籍は1つも持っていない。
昔、LateXを使っていて、概要はそこそこわかっているので
あとはネットで調べて使ってます。
今でも理学系の大学だと、卒論はLateXで書くのかな??
それともword?
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