【自作PC】静音&品質重視型スタンダードパソコン組み立て -- HDDとSSD取り付け(購入したSSDのマウンタが付かない。。)編 [コンピュータ全般]
前回の記事『【自作PC】静音&品質重視型スタンダードパソコン組み立て -- 電源(ENERMAX PRO 87+)取付けと主要部配線編』でほぼ面倒なところは終わって、後はハードディスク(以下、HDD)、SSD、ビデオカード、メモリを付ければ終わりです。
そして今回はHDDとSSDの取り付け作業の記事です。ひと波乱ありました。
まずHDDの方ですが下記を購入しました。
日立 HGST 3.5inch 7200rpm 2.0TB 64MB SATA 6.0Gbps 0S03191
- 出版社/メーカー: 日立グローバルストレージテクノロジーズ
- メディア: Personal Computers
※私はAMAZONの出品で購入しましたが、現在2011/12/7時点でAMAZONの出品はされていない状態です。
中身は下図。といっても、ただのHDD。
そしてこれを下記のケースに取り付けるわけですが、ネジのいらない仕組みになっています。(購入時に幾つかケースを調べてみましたが、私が購入検討したものはネジのいらないタイプばかりでした。)
CoolerMaster Silencio 550 ATX /MicroATX ミドルタワー静音タイプ 型番:RC-550-KKN1-JP
- 出版社/メーカー: Coolermaster
- メディア: Personal Computers
それで、具体的にはどのように付けるかというと、まず下図がHDDを横から見た写真です。
※上図は実際に付けた物ではなく、説明用のHDDです。
上図の赤い矢印の所にネジが止められるようになっています。反対側も同様です。
そしてケース付属の取り付け用金具が下図です。
両方同じものですが、表面と裏面です。右側の方の赤い矢印がある部分がピンのように出っ張ってます。
上図の赤矢印のピンの部分を下図のようにしてHDDのネジ部分に合わせます。
これを両側に下図のようにはめます。
これをケースの3.5インチベイに滑らせるようにして、はめ込みます。
上図を見ると、HDDのコネクター部分はこちらには無くて、バックパネル側になります。HDD自体は逆向きに取り付けることも可能ですが、電源コネクタがケースの外まで出てしまいます。(上図はSSDもはめ込んだ状態になっています。)
次にSSDです。
購入したSSDは下記です。
シー・エフ・デー販売 6Gbps対応 2.5inch SSD MicronC-400採用 64GB CSSD-S6M64NM4Q
- 出版社/メーカー: シー・エフ・デー販売
- メディア: Personal Computers
実際の中身は・・下記と3.5インチのマウンタが入っていました。
それでこれを取り付けるのに下記の3.5インチマウンターを購入していました。
アイネックス SSD/HDD変換マウンタ 2台用 HDM-11
- 出版社/メーカー: AINEX
- メディア: Personal Computers
ケース本体にもマウンターがあったし、SSDにもマウンターが付いてきたので必要は無かったのですが、私自身が付いているかよく調べなかったので、もし無かったらいけないと思って買っていました。
マウンター自体は3つもある事になるのですが、ケース付属のはプラスチックで、SSDに付いてきたのはスチールの物でどちらもいまいちでした。それに対して上記製品はアルミでしっかりしていて、製品の質が数ランク上といった感じでした。
そこで、上記製品を使おうとおもったら・・・
長さは足りないし、赤矢印の部分に一致する穴があるのですが入りません。
(・・∂) アレ? なぜ??
調べてみたら、まず上図の赤色の矢印の部分が入らない理由が分りました。下図はパッケージの裏なのですが注意書きの所に、「ベイ固定用ネジはミリネジです」と書いてあります。
PCの自作経験がある方はご存知とおもいますが、下図の左赤枠がミリネジで、右青枠がインチネジです。
赤枠内のネジはミリネジで主にフロッピーディスクドライブやDVDドライブなどを止めます。3mm径です。それに対して青枠はインチネジで青枠内の一番左側がHDDを止めるネジで、真ん中がマザーボードや電源を止めるネジとなっています。こちらは約3.5mm径です。よく見ると、ネジの切ってあるピッチが違うのがわかると思います。
それより問題なのは、ネジの太さがインチネジの方が太いと言う事です。それで、下図の赤矢印の部分のピンの太さがインチネジには通るけどミリネジには通らない太さになっているため、はまらないわけです。
赤い矢印の部分のマウンター側の穴をドリルで大きくして、マウンター側の黄色と緑色の取り付け器具の矢印の部分の穴が一致しているので、M3-10mmのネジを買ってくれば取り付けられそうですが・・・
しかたないので、ケース付属の下図のマウンターを使いました。
これにSSDを載せた状態が下図。
あとは3.5インチベイに取り付けるだけです。(これは簡単)
そして配線です。マザーボード付属のSATAケーブルを使おうと思ったら50cmもあって邪魔だし、両方下向きが良かったのに1つはDVDでつかうので、結局購入していた下図の右2つの30cmのものを使いました。(無駄になったかと思ったら、役にたった・・)
マザーボード側は下図です。
※写真を取り忘れて、組み上がったあとで取っています。
白いコネクタ部分が2段になっていてZ68チップセットがコントロールしているSATA3.0コネクタで、そこに接続しています。
下図はバックパネル側からHDDとSSDのコネクタ部分を撮った写真です。
これでHDDとSSDが付きました。
ついでにDVDドライブとHDDドックの配線もしておきました。
こちらは、マザーボードに付属してきたSATAケーブルを使用しました。これで、デバイス類には電源ケーブルとSATAケーブルが接続出来た事になります。
次回は、ビデオカード取り付けとメモリー取り付け『【自作PC】静音&品質重視型スタンダードパソコン組み立て -- ビデオカード(SAPPHIRE HD6850)とメモリ(CORSAIR製)取り付け編(組み上がり)』です。これが終われば組み立て完成。
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