【自作PC】静音&品質重視型スタンダードパソコン組み立て -- 電源(ENERMAX PRO 87+)取付けと主要部配線編 [コンピュータ全般]
前回の記事『【自作PC】静音&品質重視型スタンダードパソコン組み立て -- DVDドライブ取付けとフロントパネルを元にす編』で宣言した通り、今回は電源の取り付けと配線です。
今回購入した電源は下記。
ENERMAX 電源 PRO87+600W Lot6 EPG600AWT Lot6
- 出版社/メーカー: ENERMAX
- メディア: 付属品
電源はSeasonicかENERMAXを購入しよう思いましたが、Seasonicはさすがに値段が高すぎて止めました。これなら、80PLUSゴールドで1万円ちょっとで購入できるのでこれにしました。
ただ、欠点があってケーブルがプラグインではありません。上図をみれば分ると思います。プラグインタイプだとMODU87+がありますが、値段の差があり割高感を感じたし、入手しにくかったので止めました。
実際に購入したものは、下図の箱に入ってきました。
そして箱を開けると中に入っているのは下図です。
上図の真ん中奥が本体で、右側にコードが出ています。本体の前にはエンブレムシールとネジが入った袋があって、その右側に恐らくケーブルを束ねる帯(私自身あまり分っていない)があります。そして、真ん中の前側にある袋に入った金具は、本体に接続する100Vの電源ケーブルを抜けないようにする金具です。左側には奥にあるのはENERMAXの広告(英語)で、左側手前がマニュアル(日本語表記あり)になります。
それでケースへの取り付けですが、その前にケース(クーラーマスター RC-550)に下図の部品があります。
電源の防振用パッドです。これを下図のケースの赤矢印の部分に取り付けます。(始めは電源の方に付けるものだと思い込んでしまいました。ところが、いくら考えても合わないのでケースの方ではと思いつくまで結構時間がかかってしまいました。)
この防振パッドは左右があって若干形状が違います。間違わないようにしてください。
これで電源をケースにネジ止めです。電源に付属していたネジではなくてケース付属のネジを使いました。ネジ類はどの部品もケース付属の物を使いましたが、理由はネジも黒で統一出来るからです。ちなみに、この電源に付属していたネジは、よく見かけるシルバー色のステンレスかユニクロのネジでした。
それで取り付けたのが下図です。電源の下に支えるゴムみたいな部分があって(上図をみると分ると思います)、そのためか電源が浮き気味で上から押さえないとネジが上手く入りませんでした。
それと、下図の"PRO87+"と書いてある"O"の文字の奥でマザーボードから1~2cmくらい下当たりに電源が上に行かない様に引っかける部分があります。 下図をクリックして大きくしてよく見ると分ります。
さて、この電源から出ているケーブルを始末しないとなりません。ついでに、フロントパネルからきているケーブル類もです。上図を見ると大変そうだと思われる方がいると思いますが・・・その通りです。
まず、マザーボードに行くメイン電源とCPU補助電源のケーブルを背面に出すことはすぐに決めました。その他のDVDドライブやHDDなどに供給する電源も背面に出したかったのですが、ケーブルの太さ自体は何とか穴から出そうでしたが、どうやってもプラグ部分が通らず諦めました。
それで下図のように配線しました。
赤矢印がメイン電源の接続部で、背面を通ってます。緑矢印がCPU補助電源の接続部でこちらも背面を通ってます。マザーボードと接続する電源ケーブルはこの2つです。
そして、ついでにフロントパネルから出ているケーブルを接続しました。
黄色の部分がパワースイッチ、リセットスイッチ、HDDランプなどの接続部分です。以前ケースの事の記事を書いた時にも書きましたが、このケース(RC 550)のHDDランプには信号の極性が書いて無いんです。感で取り付けました。偶然当たってましたが・・・(ちなみに、HDD LEDと表記してある面を上図で言うと下側に向けました。)
青色の矢印部分がオーディオ端子でこちらに接続しているケーブルはCPUクーラーの奥の天板近くの部分で、一旦背面に出して余分な長さをそこで調節しています。
オレンジ色の矢印は前面のUSB2.0端子とSDカードスロット用の端子でメイン電源のケーブルに沿って背面に出て電源近くの穴から表に出しています。
ついでに紫色の矢印の部分は、リアファンの電源ケーブルをマザーボードのコネクタに差し込んでいます。
作業も、上記で記述した順番にほぼやっています。
裏側はどうなっているかというと、下図です。
くねくね曲げているのは長さを調節する為です。真ん中当たりの太いのがメイン電源ケーブルで、右側がCPU補助電源ケーブルです。メイン電源ケーブルの左側にまっすぐ垂れ下がってるのが各種フロントスイッチやLEDランプ類のケーブルです。
そして上図をクリックして拡大すると分ると思いますが、各所でロックタイで固定しています。ケースのバックパネルの所々にフック(引っかける穴といったらいいかな??)があって、そこにロックタイで結んでいるのもわかるかと思います。
この作業の際にかなりのロックタイを使いました。ロックタイと私はつい呼んでしまいますが、結束バンドといった方が知っている方もいると思います。(結束バンドが正しい言い方なのかな??)
今回の組み立てで30本以上は使っていると思います。ほとんどは10cmの長さがあれば十分でしたが、1本だけ20cmぐらいの長いのが必要でした。余った電源ケーブルをまとめる為です。
それと上図は白ですが、ケースが黒なので黒のロックタイを使いました。(というか、たまたま黒のロックタイ10cmを沢山持っていたので偶然です。)
前面のUSB3.0は内部のコネクタ規格が統一されていないのか、それとも簡略化している為なのか理由はわかりませんが、単順な延長コードなのです。
ですので、ケース内部は天板にくっ付くように取りまわして、下図のように背面上部の穴から出してバックパネルのUSB3.0の端子に接続しています。
上図の赤矢印の部分がコネクタなのですが、これが比較的大きいので問題が発生しています。1つ隣にもUSB3.0の端子がありますが、さらに隣にLAN端子を接続すると間に挟まれたUSB3.0の端子は、ほとんど使い物になりません。かなり細いコネクタ部分のものでないと入らないと思います。
解決策は、USB3.0の内部コネクタがあるので、そこから背面のスロットに出す物を付けて、それに接続しようかと思っています。又は、端子を持つUSB3.0増設ボードを付け足してそれに接続すれば、背面にケーブルが出なくて良いです。でも、都合のよいUSB3.0増設ボード又は端子があるかこれから調査です。
ここまでくれば、後は自作経験が無くても増設経験があれば行える事です。メモリーやハードディスク増設を行うと思えば同じことです。ただ、問題はケーブルの処理ですね。あっ、ビデオカードがありました・・・でも挿すだけだから。。。
次回は、ハードディスクとSSD取り付け『【自作PC】静音&品質重視型スタンダードパソコン組み立て -- HDDとSSD取り付け(購入したSSDのマウンタが付かない。。)編』です。
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