AUのLISMO Port 4.3をインストールしたら、自動的に入った PlaceEngine って問題があるのでは・・・ [コンピュータ全般]
昨日(2011/7/5)の事、自分のPC(Windows Vista)を使用していたらPlaceEngineというのが入っているのに気が付きました。
インストールした記憶が全くありませんでした。その上、始め「Plice Engine」と読み違えた為、商品を買わせるためのマルウェアかと思ってしまいました。
いずれにしても、勝手にインストールされて訳分らなくて気持ち悪かったので調べてみたら、下記のソフトだということが分りました。
さらに調べると、LISMO Port 4.3をインストールすると自動的に入るソフトだと言う事が分りました。そういえば、数週間前にLISMO Portをアップデートしてインストールした記憶があります。
念のため、再インストールで実験したら、確かにPlace Engineが入りました。ただ、その時に使用許諾書とか読んだのですが、Place Engineについては一言も触れられていませんし、カスタムインストールでインストールするか否かを選択も出来ません。ということは、LISMO Portの一部分という解釈なのでしょうか??
その上、インストール中に「Place Engineをインストール中」と言った主旨のメッセージもでませんし、インストールされたPlace EngineとLISMO Portはスタートメニューが別々なので関連のソフトとは気が付きません。
せめて何らかの方法でLISMO Portと関連がある事を分るようにしてもらわないと、マルウェアと間違えてしまいます。(そう思われても仕方ないと思います)
それでも、LISMO Portとの関連のソフトという事は調べればわかるので、面倒ですが問題は解決します。
むしろ、私が「問題があるのでは」思ったのは、Place Engineそのものの機能です。
Place Engineと言うのは、近くの無線LANのMACアドレスや電波の強弱を利用者端末で測定して、その情報をサーバーに送り、サーバーに蓄積された情報を元に、その位置情報を利用者端末に返すという仕組みです。これでGPSの電波を受信しにくい地点でも位置情報を得られることが出来る場合があるというものです。
気になったのが、近くの無線LANのMACアドレスをサーバーに送ると言う事です。
私はアマチュア無線の免許を持っているのですが(凄く昔に取った)、電波法では傍受した内容を勝手(善意であろうと悪意であろうと)に内容を漏らしたり利用してはならないはず・・・
私の家でも無線LANがあって、当然MACアドレスの入ったパケットを飛ばしています。これを勝手ににPlace Engineのサーバに送って利用することを許可(暗黙にでも、仕方なしにでも)した覚えは全くありません。そもそも、そんなソフトがある事自体が昨日まで知らなかったし、LISMO Portインストール時に書いてあるわけでもありませんから・・・
もし私の家の無線LANを傍受してMACアドレス(傍受した内容)をサーバー送って、サービスを提供したら電波法に抵触するのでは??と思ってしまったわけです。
それとも、全ての傍受した電波にのっているMACアドレスは誰でも傍受して利用してよいとなってるのでしょうか??
と、色々思っていたら、もっと詳しく書かれた記事がありました。
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20070527.html
私の疑問に思った部分は「電波法 59条」と書かれていました。(電波法の何条かまでは忘れてました。他のサイトで調べても59条でした。)私自身は法律家ではないので、ちゃんとした判断は裁判所が行うのでしょうが、私個人の感覚ではかなりグレーだと思います。
仮に電波法 59条違反だとしたら、利用者が違反なのかな?それとも事業者が違反なのかな??
それと、私自身はこのシステムで位置情報を得るような事を一切していないのに、情報の提供だけするというのもあまり気持ちの良いものではありません。(受益と負担が伴わないので)
技術的な面で言うと面白いシステムだし、このシステムが便利人も結構いるのではないかと思いました。ただ、法律的にはどうだろう??と思った次第です。
←ハンディレシーバー IC-R6
私は1つ前のIC-R5を持っています。
アンテナさえなければポケットになんとか
入るサイズです。
色々な周波数の電波を拾う事が出来ますが・・・
変調方式はAM/FM/WFMです。
なので、デジタル化された通信は雑音。
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