【Ubuntu 11.10】Oneiric Ocelot Alpha 1 をハードディスク(HDD)にインストール ( 4thブート) [ubuntu]
これまで、Ubuntu 11.10をVirtualbox 4.0.8で動かしていましたが、ハードディスクへのインストールはまだでした。そこで最近(2011/6/20ごろ)、インストールしました。
まず、今までのハードディスクの構成は下記です。
そこで、インストール先は、ほとんど使わなくなっていたUbuntu 9.10があった所を初期化して入れました。
Ubuntu 9.10 (T∇T)ノ~~バイバイ
インストールの結果、下記のような構成になりました。
インストール自体は、Live CDを作って普通にインストールすればよいのですが、問題が1つありました。
OSが全部で4つ、ハードディスクは全部で3つ・・・MBR(マスターブートレコード)が足りません。なので、どこからかチェーンブートするしかありません。
以前のUbuntu 9.10もWindows のntldrからのチェーンブートでした。 その時、使用したツールがeasyBCD。 なので、今回もeasyBCDで設定すれば簡単だろうと思っていました。
easyBCDのダウンロード先は下記。
http://neosmart.net/dl.php?id=1
使い方に関しては、「easyBCD 使い方」とかで検索して調べて下さい。
ところが、easyBCD 2.0.2では、grub2は自動検出(auto detect)でHDD3にあるUbuntu 11.04のGurbを見つけてしまいました。
そこで、Ubuntu 9.10の時はUbuntu 11.04を入れていなかった事を思い出しました。まず、一度HDD3をBIOSで認識させないようにして立ち上げて、easyBCDで設定しました。その後、 ntldrからチェーンブートでUbuntu 11.10が起動出来る事を確認して、HDD3を再び認識させるようにしました。そしたら、上手く行きました。
それで、私のPCのブートがどうなってるか示したのが下図です。
※図は一番右側が各OSのカーネルだと思って下さい。
ntldrからはUbuntu11.10のGrub2がチェーンで呼び出されます。(オレンジの矢印)他は、それぞれのGrub2が各OSを呼び出しますが、Windowsに関してはチェーン(紫の矢印)でntldrが呼び出されます。
Ubuntu 11.10のGrubのMBRに格納する部分は、仕方ないので/dev/sda2をインストール時に指定しました。
それと、各HDDのMBRはBIOSが起動した時にF8(F8は私のPCの場合で、F12とかもある)を押すと選べます。
個人的な意見ですが・・・デュアルブートとかされる方は、ハードディスク増設可能なら、そちらの方が楽だと思います。理由は、下記です。
・gpartedとか使ってパーティションいじる作業が無くて済む。
・片方のハードディスクのOSがダメになっても、別のHDDのOSがブート可能。(OSは限られてしまいますが、とりあえずは使える)
・どちらかのOSを消した時に、MBRを修復することが無い。(ブートメニューの編集は必要です。)
もちろん欠点もあります。
・お金がかかる。
・取り付けの知識と作業が必要。
・電気を少し使う。(電源容量を気にするほどではないと思いますが・・・)
・HDD増設によって、PC自体が保証対象外になる場合がある??(この辺は正直良く分りません。PCメーカーは沢山あるので・・気になる方は確認された方が良いかと思います。)
それと、デュアルブートでインストールする際に、 MBRとOS本体をどこにインストールするかを間違えると面倒な事になります。最悪、消す予定のないデータやOSを消してしまうと言う事があります。これは、ハードディスクの数に関係ありませんので、くれぐれも気を付けて下さい。
←内蔵HDD(SATA3) 1.0TB
SATA3って早いのかな??
それに7200rpmのHDDは当分使っていない。
音とかはどうなんだろう??
でも、私のマザーはSATA3ポート持ってないから
意味無いか・・・
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