【Ubuntu 11.10】Oneiric Ocelot Alpha 1 リリース & Virtualbox 4.0.8 にインストール [ubuntu]
2011/6/3(日本時間)に、Ubuntu 11.10 Oneiric Ocelot Alpha 1がリリースされました。
https://wiki.ubuntu.com/OneiricOcelot/TechnicalOverview/Alpha1
詳しい事は上記URLを見て下さい。
私が気になった所は、
・主要パッケージのバージョンとして、カーネル:2.6.39、gccコンパイラ:4.6、network-manager:0.9を使用している。
・Gnome 3に移行する。つまり、gtk-2.0からgtk3.0に移行していく。gtk-2.0は、CDから取り除いてく方針のようです。
・gconfからdconfへ。いままで「設定エディタ(gconf-editor)」で色々設定していましたが、 これがdconfに移行するのを推奨する。次のLTSまでにgconfは無くしたいみたい。
・gnome-panelのアプレットをbonobo,gtk-2.0からdbus,gtk-3.0に。(古いgtk-2.0のgnome-panelアプレットは使えない可能性がある??)
・Gnome Classicセッションが無くなった。 フォールバックはUnity-2d。
それから、Alpha 1固有の事項としては、
・Gdmに代わってLightdmをテストすることが出来る。
・ ATIのグラフィックドライバを使用しているとまともに起動できない可能性がある。
・ Unity(3Dバージョン)のタイトルバーのボタンがでない。(私も確認済み)
今回Virtualbox 4.0.8に入れてみましたが、Virtualbox(Host : Vista)上で動かした時の問題点は、
・ibusを終了しないと文字が入れられない。(もちろん、日本語は不可)
・Unity-2d,Unity(3D)ともに、Dashメニューがまともに出ない。(つまりランチャーなし)
・ シャットダウンやリスタートが効かない事がある。仕方ないので、その場合はVirtualboxの[仮想マシン]→[ACPIシャットダウン]でシャットダウンしてます。
という所です。なので、現時点では基本的にインストールしない方がいいです。
それでも、Virtualbox 4.0.8にインストールしたい方。広告の下の「続きを読む」を押してください。(既に出ている方もいると思います。)
←Linux 100%
Ubuntu 11.04の特集が載ってる雑誌。
私自身、中身はまだ見てない。
2011/5/30発売。
<< Virtualbox 4.0.8へのインストール方法 >>
1) Oneiricのダウンロード
下記からOneiricのISOファイルをダウンロードして下さい。
http://cdimage.ubuntu.com/releases/oneiric/alpha-1/
2) 仮想ハードディスクの確保
新規に仮想ハードディスクを確保して、起動して下さい。新規起動時にはインストールするOSを聞いてきますので、1)でダウンロードしたISOファイルを選んでください。 ここの手順は、どのOSも共通なので省略。(スクリーンショットも無かったので・・・)
3) 言語選択。
立ち上がると下記になりますので、右側の欄の一番下にある日本語を選びます。Overlayスクロールバーなので、リストの左側に青い線があるので、そこにカーソルを持っていくとスクロールできます。
それで「インストール Ubuntu」を押します。
4) インストール確認事項
下図ではチェックが入っていませんが、ここで両方ともチェックを入れます。
5) ディスクの使い方。
下図とはちょっと違うはずですが、ディスク全部を使ってインストールする項目(恐らくデフォルトでそうなってるはず)を選びます。(私はDaily Buildのディスクを潰して入れたので下図のように選択しています。)
6) 最終確認。
ここでインストールの最終確認。「インストール」を押すとインストールが始まります。これ以降、引き返せません。
7) 地域の設定。
恐らくデフォルトでTokyoになってるので、そのまま「進む」でOK。
8) キーボードレイアウトの設定
下図の画面が出るはずですので、Windowsで良く使われている106jpキーボードを使用している方はそのまま「進む」でOK。Macとかの方は選んでください。
9) コンピュータ名やユーザ名設定
コンピュータ名やユーザ名を設定して下さい。パスワードも設定しておいてください。この記事に記載した手順を進めていくとパスワードをいれる事がありますが、その場合はここで設定したパスワードを入れます。
10) インストールが終わるのを待つ。
下記の様に画面が変わって、しばらく(十数分~数十分)待ちます。
終わると、再起動するようにポップアップウィンドウがでますので「いますぐ再起動」を押します。
すると、画面上に色々文字がでて、一度止まります。そこで、[デバイス]→[CD/DVDデバイス]→[仮想ドライブからディスクを除去」を選びます。そのあと、エンターキーでも押すと再起動が再び始まります。(スクリーンショット取り忘れてしまった。。)
★★ここまで、インストール作業は終わり★★
★★ここから、GuestAdditionsのインストール★★
11) 再起動後にログインします。
そしたら、まずibusが動いているとキーボードが入力出来ないので、下図のようにしてibusを終了します。
※ibusが動作していてもキーボードが受け付けるなら、行う必要はありません。
12) dkmsインストール
UnityのDashメニューが動けば、そこから端末を開いて下さい。
もし開かなかったら、Ctrl+Alt+T で端末を立ち上げて下さい。そしたら
sudo apt-get update
sudo apt-get dkms
でdkmsをインストールして下さい。
13) GuestAddtionsのインストール
下図の流れに従って行って下さい。[デバイス]→[Guest Additionsのインストール]を選ぶ。
自動的に認識して下図になるので、OKを押す。
オートランを起動するか聞かれるのでOKを押す。
ハスワードを入力する画面がでるので入れる。
端末上に色々文字がでるので、一番下に「close this window」と出たらウインドウを終了する。
この時、エラーが無い事を確認できればして下さい。
14) Guest AdditionsのISOファイルを外す。
CDのアイコンを右クリックすると、下図のようになるので 「取り出し」を選ぶ。
その後、下図のようにして、 [デバイス]→[CD/DVDデバイス]→[仮想ドライブからディスクを除去」を選びISOを外す。
※上記はスクリーンショットを取り損ねて、GuestAddtions適応後のスクリーンショットです。
15) 再起動してGuestAddtionsが適応されている事を確認
再起動してログインして下さい。GuestAddionsが適応されていれば、下図のように[仮想マシン]の部分のメニューがどれでも選択可能な状態のはずです。
以上です。
入れられてもAlpha 1はランチャーが動かないのでまともに使えません。アップデートでまともになるのを待つしかないと思います。
←日経Linux 2011/7月号
6/8発売予定なんだけど・・・
6/3時点では雑誌イメージが無い。
AMAZONでは予約受付中になってるけど
発売日に発送してくれるのかな??
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