【Ubuntu 11.04】 Virtualbox4.0.2 でkernel 2.6.38を使用する場合のGuestAdditionsの対処 [ubuntu]
Ubuntu 11.04(natty) alpha 1をアップデートしていくと、一昨日くらいにカーネルバージョンが2.8.38に変更になりました。
ところが、VirtualBox4.0.x では、GuestAdditionsを入れようとするインストールに失敗します。 Ubuntu以外でもカーネルに2.5.38を使用するとなると思います。
--- 2/5 追記 ---
Natty Alpha 2でGuestAdditions動くようになりました。Nattyの方は下記をまずお読みください。
「【Ubuntu 11.04】Natty Narwhal Alpha 2 をVirtualBox 4.0.2で動かす方法」
この記事の対処方法は不要です。
--- 2/5 追記終わり ---
--- 2/4 追記 ---
この問題はBug Ticketが切ってありました。これによるとVirtualboxの次回のリリースで対応予定みたいです。
http://www.virtualbox.org/ticket/8143
上記のページから手繰って、ファイルを持ってきた方がいいかも・・・
それから、Natty Alpha 2でこの対処をやっても動かない場合、私と同じ可能性があります。
「【Ubuntu 11.04】Natty Narwhal Alpha 2が出ましたが・・VirtualBox4.0.2では動かない??」
を読んでみてください。
--- 2/4 追記ここまで ---
※2011/1/30時点で最新は4.0.2です。下記からダウンロードで、※4.0.2用GuestAdditionsのアップデータもあります。
※http://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
Windows がホストでUbuntu 11.04がゲストの場合の対処方法ですが、
1) まず、最新のGuestAddtionsが入ってるかチェックする。
/usr/src/vboxguest-4.0.xというディレクトリががあるかチェックしてください。xの部分はバージョンによって違いますが、現時点(2011/1/30)の最新はvboxguest-4.0.3です。
それと /etc/init.d/vobxadd というファイルがあるかチェックしてください。
無ければ、上記の緑色で記述したURLからダウンロードしてインストールしてください。
この時エラーが出ますが、無視してください。/usr/src/vboxguest-4.0.xというディレクトリとができていて /etc/init.d/vobxadd があればOKです。
GuestAdditionsをインストールした場合、マウントしたisoファイルはアンマウントしておいてください。
2) GuestAdditionsのソースコード修正。
まず、
cd /usr/src/vboxguest-4.0.x
でGuestAdditionsのソースディレクトリ内に入ります。
ここで、grep -R autoconf * とコマンドを入力すると、
vboxguest/include/internal/iprt.h:# include <linux/autoconf.h>
vboxguest/include/iprt/types.h:# include <linux/autoconf.h>
vboxguest/r0drv/linux/the-linux-kernel.h:# include <linux/autoconf.h>
vboxsf/include/iprt/types.h:# include <linux/autoconf.h>
vboxsf/r0drv/linux/the-linux-kernel.h:# include <linux/autoconf.h>
vboxvideo/vboxvideo_drm.c:# include <linux/autoconf.h>
というように出るはずです。これらファイルに記述してあるインクルード文を、
# include <linux/autoconf.h> から # include <generated/autoconf.h>
に修正します。
例えば、1つづつ、
sudo vi vboxguest/include/internal/iprt.h
とエディタで開いて、該当箇所を修正していきます。(もちろん、スクリプト書いてもいいです・・数が少なかったので私は手で修正)
すべて修正し終わって、grep -R autoconf * とコマンドを入力すると、
vboxguest/include/internal/iprt.h:# include <generated/autoconf.h>
vboxguest/include/iprt/types.h:# include <generated/autoconf.h>
vboxguest/r0drv/linux/the-linux-kernel.h:# include <generated/autoconf.h>
vboxsf/include/iprt/types.h:# include <generated/autoconf.h>
vboxsf/r0drv/linux/the-linux-kernel.h:# include <generated/autoconf.h>
vboxvideo/vboxvideo_drm.c:# include <generated/autoconf.h>
となっていればOKです。スペルミスに気をつけてください。
3) GuestAdditionsインストール
下記のコマンドでビルド&インストールします。(GuestAdditionsのisoファイルはマウントしなくていいです。むしろマウントしない方がいいです。)
sudo /etc/init.d/vboxadd setup
※この時、2.6.38-1-genericの場合、「カーネルのヘッダーが無い」といった主旨のワーニングがでますが、uname -rの場合は2.6.38-1-genericとなって、カーネルヘッダーからバージョンを取り出すと2.6.38-rc2とでてしまって不一致になるためだと思います。
※実際のビルドには影響無いみたいです。
後は、再起動すればOKです。
※※小言※※
昨日、VirtualBox上で動かしている Ubuntu 11.04 (natty)が、起動時にログイン画面手前で真っ暗(ブラックスクリーン)で止まってしまってました。
色々調べていたら、どうもgdmのログやLaunchPadのバグ報告からevdevというデバイスドライバが怪しいかな~と思っていました。でもevdevってなんだろうと思ったところで、放置。
今日、 リカバリーモードで立ち上げてapt-get upgradeをかけたら・・・
xserver-xorg-input-evdevがアップデートかかりました。
もしかして直ってるのでは。。。と思って立ち上げたら、直ってました。
昨日は、リカバリーモードでGuestAdditionをインストールしたりで大変でした。
←無線LANアダプター
これ、アンテナ付いていて受信能力高そう・・・
私も無線LAN使用していますが、受信するのは
PSPだけ。
なので必要はないのですが、もしノートパソコンを
購入することになったら考えよう。
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