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【Ubuntu 9.10】 ATI ドライバ 10.5 (fglrx 8.732) を入れたのに パッケージバージョンが fglrx 8.723の表示 [ubuntu]

この前Catalyst 10.5 (fglrx 8.732)をUbuntu 9.10に入れたのですが、下図の黄色の部分が、

8.723-100406a-099494C-ATI

と表示されていたのです。(下図は既に修正されてしまったもの)

SS-Catalyst105-01.jpg

それで、おかしいな~と気になりながら、

初めは8.723と8.732なので、紛らわしいから間違えたのかな?とか、ドライバがちゃんと入ってないのかな?とか色々思いながら、パッケージを展開して調べていました。

そしたら、バージョン番号が記述されている下記のファイルがインストールされるようになってました。

/etc/ati/amdpcsdb.default

それで、実際に/etc/atiのディレクトリに行ってみると、

amdpcsdb と amdpcsdb.default

の2つのファイルがあって、 amdpcsdb.defaultは8.732になっていてamdpcsdbは8.723になってました。

直感的に、バージョン番号が違う原因はこれだろうと思いました。多分、何かのきっかけでインストールされたamdpcsdb.default から、 amdpcsdb を自動生成する仕組みだろうと言う予想を立てました。

後で調べた所、amdpcsdbを削除するとxorg.confとamdpcsdb.defaultなどから自動生成されるようです。amdpcsdbはX起動時にfglrxドライバが読み込むようになっていて、Xをshutdownするとセーブされるようです。それと、Catalyst Control Centerを起動すると読み込んで表示に使ったりします。(検証はしていないのではっきり断言はできませんが・・・)

記述内容の雰囲気や上記の事から、Catalyst Control Centerが表示に必要な情報や設定時に選べる項目を格納しているデータベースファイルの様な気がします。

話は元にもどして、このamdpcsdbをどうやって生成するのかを、次に調べ始めました。

そんなおり、Xorig.0.logを見たら、

 (WW) Disabling Mouse0

(‾ー‾?).....??アレ?? xorg.confに記述したのが無効化されてる??amdpcsdbの生成方法を探すより、こちらの方が気になってしまいました。

それに、xorg.confにこんなの記述した記憶ないし・・・

このxorg.confは初めてUbuntu 9.10を入れてLinuxを使い始めた頃(2009年の年末)に、わけも分からず(今もよく分かってませんが・・・)記述したものです。その時、画面が真っ暗になってしまうのを回避するために試行錯誤して作ったものをまだ使用していました。

xorg.confを記述してから何度もfglrxはバージョンアップしてるし、一度xorg.confを消して aticonfig --initial -f で再作成して立ち上げても、画面は真っ暗にならないのではないかな?と思って実行してみました。

見事立ち上がりました。ただ、その時の起動の感じにちょっと違和感を覚えましたが・・・

とにかく、ログやCatalyst Control Centerを思いつく限りみてみたら、バージョンが直ってました。

xorg.confが原因だったか分からないのですが、何かamdpcsdbを生成するきっかけを与えてしまったみたいです。直接amdpcsdbを見ても7.832になってました。

それで、もう一度再起動した時に、また起動の感じが違うのです。今度はログイン画面からデスクトップ画面が出るまでの時間が短いのです。

もしかしてと思って、bootchartが入っていたのでみたらureadaheadが動いてました。この時、始めて9.10でもureadaheadがデフォルトで動くことを知りました。

そのおかげで、1つ前に記述した記事「【Ubuntu 10.04】 起動速度を測ってみました。(bootchart)」に訂正を入れる事となりました。

xorg.conf, amdpcsdb , fglrx, ureadaheadと複雑にからんでいるので、どれがどの原因になっているのかよく分かりません。ただ、最初のスクリーンショットの黄色の部分のCatalyst Control Centerのパッケージバージョンがインストールしたバージョンと一致していない人はamdpcsdbが作成されていない事は間違いないので、調べて修正した方が良いと思います。

 

※余談※

調べていた副産物で、/usr/share/fglrxのディレクトリに atigetsysteminfo.sh と言うファイルがあることを知りました。

sudo /usr/share/fglrx/atigetsysteminfo.sh

とすると、ホームディレクトリに atisysteminfo-report.txt と言うファイルを作ってくれます。

このファイルの中身は、fglrxに関係するログ(Xorg.0.log、dmesgなど)、設定情報(amdpcsdb, fglrxinfo, xorg.conf)、システム情報(/proc以下の各ファイルをcat)を収集して1つにまとめたものです。

Xが起動するまでの情報をほとんど集めるので結構便利。

ただ、偶然見つけたスクリプトで中身もちょっと確認しただけなので、正しい使い方か分かりません。

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